#42、固唾を呑む

事のなりゆきを案じなどして息をこらすさまにいう。沙石集9「光寂坊かたづのみて、云ひやりたる事なし」

広辞苑第五版

今日スーパーへ行ったら、いつもはある割引棚がなくなっていて、固唾を呑みましたね……。バナナ……。

この言葉は主に、第三者が見た光景について語るときに使うと思われる。だって、例だって坊さんが何も言えなくてさぁって言ってるもんね。

人がやってることに集中してごくりと固唾を呑み手に汗握れるって、結構すごい。ドラマとか映画ならそれもあるかもしれないけど、それはあくまで自分主体の行動だから。道端の喧嘩にはなかなかそうはいきませんよ。

自分に何の心配もなくいられる人が、他人に対して集中できるなぁ。感情が豊かで、とても良いことだと思う。

え、もう終わり？まぁこのくらいの時があったって良いじゃない。アディオス〜

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