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#38、素

①ありのまま。「ーのままの演技」「ー顔」
②なにも伴わないこと。「ーで浄瑠璃を語る」「ーで踊る」「ー手」「ーうどん」
③(他の語の上につけて)[ア]軽蔑の意を込めて、ただの、みすぼらしい、などの意を表す語。「ー寒貧」「ー町人」[イ]程度のはなはだしいことを示す語。「ー早い」「ーばしこい」→そ(素)

広辞苑第五版

「ありのまま」と聞いて思い浮かぶのは「Let it go」である人はまだ多いのではないだろうか。あの歌で彼女は、「ありのままで、素直で」いられるようになったのだろう。

ありのまま、素直とはなんだろう。みんながAでも自分がBだと思って声高に言うのは確かに素直ではあるが、それでは済まないこともある。

素直と頑固は紙一重である。

小倉優子さんの「こりん星」が普通に好きだったけど、周りが「そんなものない」「嘘つきだ」と言うのは嫌いだった。小倉さんものちに、「こりん星の設定は嫌だった」と語っている。小倉さんが素直にそれを言える環境で、また、周りが素直にそれを言わない優しさを持っていたなら、私は素直にあの世界を見ることが出来たのになと思う。

さとう珠緒さんもおそらくそうだ。ぶりっ子キャラが素直に普段のあの方の性格なら、あんなに共演者がブーイングを起こすことはないだろう。つまり作り物だと私は思っている。

人気商売であることは分かる。が、己に嘘をついてまで、また、共演者から罵られてまでそこにいる必要があるのだろうか。彼女らにはあるのだろう。本当に悲しい。

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