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2年暮らした横浜に思うこと

いよいよ明日引越しとなりました。この家を離れる前にここで暮らした2年間を振り返ろうと思います。

2021年7月、新婚生活の始まり

2021年7月、結婚を機に地元を離れ、横浜での暮らしが始まりました。

留学時代の寮生活を除いては初めて実家を出て、家族以外との共同生活。交際期間は始まりからずっと遠距離だったため、いきなり毎日一緒に夫婦で過ごす生活のギャップにもちろん嬉しさもありながら、時に「こんな生活習慣なんだ」「使った食器ってすぐ洗わないんだ」「たまには自分一人の時間もほしい」といった感情も芽生えました。

2021年8月、妊娠発覚

引越してすぐ妊娠が発覚し、その直後から酷いつわりに寝込む日々が続きました。

「お腹も大きくない初期こそ妊娠ってつらい」と知ったあの期間は毎食のように吐き気と闘い、食後にはトイレに駆け込んでいました。

2022年3月、里帰りと夫婦別居

臨月に近づき、私は出産に備え里帰り。
約2ヶ月間の夫婦別居が始まりました。

2022年5月、家族3人生活

2022年春に無事出産を経て、産後1ヶ月後、息子にとって人生初めての飛行機に乗って帰宅。

家族3人の新生活がスタート。
自宅直後しばらくは生活リズムが整わず、家事も手につかない日々が続きましたが、自治体の児童館や子育てサポートをうまく活用して、生活リズムが整うようになりました。

夫婦二人でやっていく子育てではお互い初めてのことばかりで、すれ違うことも。「もっと気遣ってほしい」「やってくれてることに感謝せず、やってないことに目が入って指摘してしまう」など喧嘩や冷戦が絶えない期間もありました。

2023年3月、夫の転職と第二子妊娠

当初、2023年春には夫の仕事の都合で岡山へ引越の計画でしたが、直前に夫が転職を決意し、運良く転職成功。

転職活動期間中はちょうど第二子の妊娠発覚とつわりの始まりで、自分のメンタルがセンシティブになっていた時期でした。

「近い未来のことが想像できない」「つわりと戦いながら1歳児の子育てと家事頑張れない」「その上私も仕事頑張り続けられるかな」などといった感情で心が沈んでいました。

2023年6月、引越し先決定

我が家のライフプランが大きく軌道修正され、もう少し横浜に留まることになり、その間転職先の勤務地が決定。私たちは千葉に移住することになりました。

最後の夜に思うこと

今日はこの家で暮らす最後の日。

大きな家具家電以外の梱包は完了し、部屋はダンボールが山積み状態です。

振り返ると新婚生活、息子の誕生、第二子の妊娠と人生のなかで大きなイベントをここで迎えました。

家族や友人など身近に気軽に頼れる人はいなかったけれど、お隣さんや地域の児童館で出会うママ友たちと声を掛け合う関係の存在ができたし、この街がとても住みやすかったです。

小雨が降っているけれど、今晩は夫がかつて通い詰めた中華屋に行って、帰宅後は湯船にお湯を貯めて体を休めたいと思います。

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