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「垂直思考と水平思考」(大川隆法「心の指針」より)

いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。

今回は、心の指針「垂直思考と水平思考」をご紹介したいと思います!

大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心がじんわり温かくなる作品ばかりなんです。

皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。

それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。



「垂直思考と水平思考」


仕事のための思考法には二つある。

一つは、『垂直思考』だ。

井戸を掘るように、

縦に深く掘り下げていくやり方だ。

学問研究や一貫性のある仕事は、

普通は、この『垂直思考』に負っている。

秀才や、専門家は、この道のプロだ。


もう一つの思考法が『水平思考』だ。

山の畑のモグラの穴のように、

あちこちにボコボコと穴をあけていくやり方だ。

異質な分野に足を踏み入れて、

興味・関心を中心に、

いくつもの穴を同時に掘り下げていく。

気移りがしたり、

多動だったり、

趣味人だったりして、

誤解されたり、

中途半端で体制しない人も少なくない。

だが、アイデアマンが多く、企画力が豊富だ。


この『垂直思考』と『水平思考』が、

いい配分で化学反応すると、

天才的な仕事をする人が出てくる。

家族を経済的に安定させながら、

多才で、質量ともに立派な業績が上げられる。

参考になる人もいるだろう。



〈感想・気づき〉

皆さんは、垂直思考型と水平思考型、どっちでしたか?

私の場合は垂直思考……と見せかけて、水平思考に当たるのかもしれません。

たとえば、大川隆法先生の教えの解説一本でやっていると、一つのことに絞って深堀りしているようにも感じられます。

ところが、いざ教えを解説しようとすると、単に心の教えにとどまらず、人間関係論や成功学、時には時事問題まで入ってくることがあります。

そのため、興味・関心の分野を幅広く持たないと、とてもすべてを解説することはできないな、と感じています。

水平思考型の方は、多ジャンルに興味・関心が渡っていて、器用にできてしまうのですが、一つの分野を掘り込むという作業が苦手で、結局どの道も大成せずに終わってしまう、という可能性も考えられます。

そうであるならば、興味・関心の分野は広く持ちつつ、まずは一つ、これだけは一定のラインまで究めよう、と思える分野をつくっておくと良いかもしれません。

一つの分野で一定のレベルを極めた、という自負があれば、それが自信に繋がります。

二つ目の分野に取りかかる時も、一つ目の分野をある程度掘り下げたという実感があれば、心の余裕をもって取り組みやすいと思います。


また、垂直思考型の方は、一つの分野に深く入り込むという特徴があるため、自分の興味・関心のある専門分野を深く掘り込むと、プロフェッショナルへの道が開けていくでしょう。

ただ、気をつけなければいけないことは、一つの分野に集中するあまり、視野が狭くなり過ぎて、自分の専門以外の分野に関して無知になってしまうこと

そのため、一つの分野を深く掘り込む癖があると分かっている方は、意識して自分の専門分野以外の本を読んだり、情報を入れるように心がけてみましょう。

これだけでも、他の専門職の方よりも視野が広がりますし、意外にも幅広い知見を持っている、ということで、新たな道が開けていくかもしれません。


このように、垂直思考と水平思考の両方を上手く取り入れ、バランスの取れた学び方が出来た人は、かならず大成して立派な業績を挙げて行かれることでしょう。

私も両方の思考方法を鍛えられるように、皆さんと一緒に頑張っていこうと思います!


今回も最後までご覧くださり、誠にありがとうございました!


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