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大川隆法著「真実を貫く」ポイント解説③

この記事に目を通して下さり、本当にありがとうございます!

私の記事では、大川隆法先生累計3500回の法話3100冊以上の著書から、おすすめポイントを紹介しています。

本日は新刊、大川隆法先生の最新刊「真実を貫く」のポイント解説に挑戦する回になります。

少しずつ進めていく予定ですが、皆様どうか温かくお見守りください。



「真実を貫く」

真実を貫く(引用:公式サイト)

「真実を貫く」は、2024年2月16日に発刊された大川隆法先生の最新刊です。

「この一冊が、世界の羅針盤となる――」

迫りくる世界情勢。核戦争など、地球レベルの危機を乗り越えるための、人類の進むべき未来を指し示す一書。

2050年までの未来をどう構想すべきかも語られます。

第3回目の今回は、第1章「真実を貫く」より、第4節「正しい判断のもとにある『神仏を信じる心』」のポイントをご紹介させていただきます。


地獄に堕ちないために,偽我を取り去って真実の心と対面する

今日、みなさまがたに伝えたいことは、

地獄に堕ちないための方法の一つとして、まずは

「偽我を取り去って真実の心と対面する、そうした方法を、当会の教えに基づいて考えてほしい」

ということが一点です。

慢心「天狗」という種類だけの人にあるわけではないのだということです。

人間というのは、自分が発展していく、この自己成長というものを若いうちは望むものですし、それは当然のことではあるのです。

そして、動物たちも一緒ですけれども、「みんな自分がかわいい」のです。
「自分以上にかわいいものはない」のです。

だから、生きようとしているし、成長しようとしているし、ほかのものを食べてでも生き残ろうとするものですけれども、人間もそういう傾向はあります。

それはしかたがないところもあるのですが、

この自己成長欲というか、自己発展欲というか、「偉くなりたい」というか、この世での「成功したい」という気持ちもなかなか終わりのない欲だし、

国家においても、それが何か、「小さな国は大きくなりたい」とか、「人口が増えたので、他国を取りたい」とか、「軍事力が増したので取りたい」とか、そういうふうになってくるわけで、同じようなものではあるのです。

けれども、やはり一流どころ、人間としても一流になってきますと、そういう自分のためだけのことを考えているようでは、本当の一流にはなれないのだということは知っていただきたいと思うのです。

地獄に堕ちないための方法として、偽我を取り去れ。

最初から難しいテーマだな、と思った方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、言葉を置き換えてみると、分かりやすいかもしれません。

要するに、

「人から奪ってばかりの自分、自分を大きく見せようと虚勢を張る自分は、神仏の目から見たら、本来の自分の姿ではない。

自分の欲望を発展させるためだけの人生を生きるな。

利他の人生を生きなさい」

ということだと思います。


自分が努力して発展していくことは決して悪いことではないのですが、自己中心的にすべてのエネルギーを自分に割いていくと、やはり人間関係に問題が出ることも多い気がします。

できれば、自分の努力した先が、多くの方のお役に立つことに繋がるといいですね。

自分も幸せに、他者も幸せに。

中道のバランス感覚も必要とされると思います。



「自由を与えていい人」は「自分を律することができる人」

難しいことをあまり言うつもりはないのですが、一流の人物になるために、まずチェックポイントとして言っておきたいことがあります。

私も基本的に「自由」は好きなのです。

自由にやらせてほしいし、自由にやらせてあげたいし、自由な社会をつくりたいと思っております。

ただ、自由には、やはり「野放し」という意味ではない面がどうしてもあります。

ですから、「自由を与えていい人」は「自分を律することができる人」なのです。

「自律心がある人」です。


例えば、お金がここにポンとあったとしても、「それは自分が使っていいお金か、使ってよくないお金か」ぐらいは分からなければいけない。


会社にいて、会社のお金を、「これは使っていいお金か、使っていけないお金か」ぐらいは分からなければいけない。

男女の関係だって、例えば、一定の時間、夜遅くなったら、「これは、そろそろいけない時間帯になった」とか、そんなことも考えなければいけない。


こういうふうに自分を律することのできる方には、自由を与えたほうが、その人自身が伸びていくものではあるのだけれども、

自分を律することができない人は、「束縛」という言葉は悪いですけれども、ある程度の、外部からの規律を与えられやすいのです。

これが度を過ぎるといわゆる専制国家と同じようになってきて、もうみんな愚民視されて、一律管理されて、ほとんど”ゴキブリ”扱いをされるようなところまで行ってしまうわけです。


ある意味では、それは、「指導者だけが頭がよくて、あとはみんな考える力はない」と思われているのだから、知識人がもうちょっと頑張らないといけないところではあるのです。

このポイントです。

自由を求めて、「自己実現をしたい。やりたいようにやらせてくれ」というのは、親子関係とかでは多いでしょう。きょうだいでもあるでしょう。

会社でもあるでしょう。「自由にやらせてくれ」と。

自分を律することができる人であれば、それが与えられることは重要なことだし、いいことなのです。

「任せておいても、この人が判断することは、要するに『会社の利益になるか、利益にならないか』をちゃんと考えていて、やってくれる人だ」
と思えば、任せてもいいけれども、
「こいつに任せたら、何をされるか分からん」と思ったら、任せられないのです。

これは私自身にも刺さるお言葉です……!

自由を与えていい人は、自分を律することのできる人。

自律心なく、大きな自由を与えることはできない。

「この人に任せておいても大丈夫だろう」と思える人でないと任せられない、ということでした。

自分の意志力ってなかなか鍛えるのが難しくて、もう日々の鍛錬あるのみかな、という感じもするのですが、

ここぞという時にピシッと自律できる人。

そういう人が、人から信頼され、リーダーとなっていくのだと思います。



「神仏を信じる心」があって初めて正しい法律や政治判断ができる

独裁国家においても同じようなところがあって、ある意味で指導力があるからこそ、大勢の人を従わせることができるのだろうとは思うけれども、

「その人が自分を律することができるような人なのかどうか」というところは、点検項目としてはよく見なければいけないと思うのです。

やはり、「私欲が勝って、ほかの人の部分を押さえつけてでも、それを実現しようとしている人なのかどうか」ということを考えなくてはいけないと思うのです。

「民主主義で生き残るためには嘘をつかなければいけなくて、もう、嘘をついてしないと生き残れず、正直に認めたらすぐクビになる」というところがあるので、「これはよくないところもあるなあ」と思います。

正直者はすぐクビになり、嘘をついて言い逃れた者が長生きできて、長く政権を保ったり、大臣の位置を得られたりします。

だから、このへんはちょっと、「民主主義の逆説」みたいなものがあって、実際、民主主義国家というのは世界の三分の一ぐらいしかないのです。

三割ちょっとしかないのです。(中略)


民主主義は、自由を与えても大丈夫なような方、自由を与えて政治参加しても間違わずに判断できるような方が多くなったときにできるのです。

そして、「そのもとは何か」というと、「神仏を信じる心」というのがとても大事だということです。

あくまで人間が集まって決めただけの法律がすべてではないので、やはり、その上にある神仏を信じる心があって初めて、正しい法律とか正しい政治判断、行動ができるのではないかというふうに私は思います。

「自律心」があるかどうかは、国家のリーダーの見極めにおいても試される、ということでしたね。

「私欲が勝って、ほかの人の部分を押さえつけてでも、それを実現しようとしている人なのかどうか」

この観点から見たときに、おのずとその人がリーダーの器なのかどうかが分かるのだと思います。

また、独裁国家でない民主主義の中でも、「嘘をつかないとやっていけない」風潮は問題であると、捉えられています。

そもそも、民主主義とは、自由を与えても大丈夫な方が揃っている時に成り立つ制度である。

つまり、ならず者ばかりが集まって多数決の選挙などやったら、本当に大変なことになる!ということでしょう。

そして、民主主義の元は何かというと、「神仏を信じる心」である、と教えていただいております。

アメリカ独立宣言においては、「All men are created equal(すべての人間は平等に創られている)」とされています。

リンカーン大統領のゲティスバーグ演説では、「人民、人民による、人民のための政治」という言葉が有名です。

民主主義国家アメリカの原点にも、創造主の存在が感じられ、民主主義の真髄ともいえる演説をしたリンカーンも、神への祈りを大切にされていました。

これらを見ても分かる通り、「『神』という視点があってはじめて、正しい民主主義が存在する」、と教えていただいています。



コロナウイルスによる「細菌戦争の実験」は核戦争の前哨戦

今回のコロナウイルスについても、私は最初から言っているのですけれども、

「これは核戦争の前の、細菌戦争の実験だ」と最初から思っていたのです。

実際に六億人以上が罹って、百万人単位の人が死んでいるのですから(説法時点)、はっきり言えば世界大戦規模です。

これは、でも、前哨戦だと思っているのです。

では、どういう風になるでしょうか。

細菌、ウィルスとかを使ってやった場合には、どこが仕掛けたかが分からないのです。

だから、”貧者の核兵器”なのです。

だから、小さな国でもこれができるのです。

「ああ、これは始まった」と見ております。

でも、次に、「核戦争の危機」がもう来年以降近づいておりますので、これは心を引き締めたほうがいいと思います

「自分たちが落とされたから、もうそんなことはないだろう」と思うのは甘いとは思うのです。

落とされたところであるからこそ、「そういうことをしたら、どうなるか」ということを、ちゃんと言わなければいけません。

たとえウクライナが核攻撃をされたとしても、ほかの国の人たちは別に痛まないのです。

自分のところではないからです。

「かわいそうだったね」というようなことはあるかもしれませんが。

今、ロシアと核戦争をして互角に戦えるのはアメリカ一国しかないのですが、バイデンさんの兵法から見るかぎり、「通常兵器の貸与はするけれども、核戦争にならないように逃げている」というのが基本路線です。

だったら、朝鮮半島でも台湾でも日本でも、同じことが起きます。

だから、「通常兵器の貸与はされるであろうけれども、代わりに核戦争などはしてくれない」ということは知っておいた方がいいと思うのです。

「できたら、科学技術が進んで、もうちょっと国民を護れるような技術は持ちたいものだな」というふうに思っております。

コロナウイルスは、核戦争の前の細菌戦争である。

様々な見解があるのは存じておりますが、大川隆法先生のリーディングの中ではハッキリと、意図をもってコロナウイルスを作成したであろう国が存在するとありました。

たいていの場合、気づかれずに他国を侵略しようとしている国が考えそうなことですよね。

そして、コロナウイルス問題の次は「核戦争の危機」が来るから、備えをしっかりとしておくように、と教えていただいていました。

アメリカは、日本に何かあったとしても、武器の貸与ぐらいはしてくれるけど、積極的に国を護ろうとはしてくれない

だったら、自分たちでできる限りの備えをした方が良い!ということです。



個人としては、「偽我」を取り去り、まっすぐな心を持ち、
国家としては、「強さ」と「優しさ」を使い分けて生きていけ

個人としては、まず、「偽物の自我」を、「偽我」を取り去って、まっすぐな心を持つように努力してください。

そうした、「自分を大きく見せて、強く見せようとする心」が、国のレベルになると、外国を占領したり支配したりする傾向にもなることもあります。

だから、外国のそういう専制国家に関しては、そこの統治している人の心をやはりよく見つめることが大事だと思います。

それから、あまり、常識を外れた善意でもって見過ぎてはいけないところはあります。

護らなければいけない一線はあります。

毎日のようにポンポンポンポンとミサイルを撃ってくるところは狂っているのですから、それには、そういう対応をしなければいけないのです。(中略)

強いところは強く、優しいところは優しく、そのへんを使い分けて生きていくことが大事であると思います。(中略)

まだ戦いは長いです。続きます。

みなさんが生きている間に国がなくならないように頑張りましょう。

個人としての偽物の自分、「偽我」を取り去ることが、国家の問題にまで繋がるというのが、とても新鮮な視点でした。

確かに、自分の欲望のままに得たいという思い、自分を大きく見せたいと思う気持ちが大きいと、他者を力で押さえつけ、支配する体制に繋がるのですね!

また、ミサイルをポンポン打ってくるような狂った国に対しては、常識を外れた善意で見過ぎてはいけない、とのことでした。

護らなければならない一線、日本は護りきれるのでしょうか……。

「みなさんが生きている間に国がなくならないように頑張りましょう」という最後のお言葉が、なんとも現実味を帯びてきそうで怖いこの頃です。



〈まとめ〉

ここまでご覧くださり、誠にありがとうございます。

本日のポイントをまとめておきます。


私たちにできることは限られているかもしれません。

それでも、世界の状況に目を向け続けておく、ということだけでも、「利他」「愛」に繋がるのではないかと思います。

今起こっている戦争や国際問題を決して他人事と考えず、しっかりと理解していきたいです。

このような最新刊を皆さまにシェアできること、大変光栄です。

このような機会を与えてくださった主に、心より感謝いたします。



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