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「あの世への旅立ちを受け入れる」(大川隆法著「逆境の中の希望」より)

いつも私の記事をご覧くださり、本当にありがとうございます。

大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。

今回は、「あの世への旅立ちを受け入れる」をご紹介したいと思います🌷

こちらは、大川隆法著『逆境の中の希望』からの抜粋になります。

この説法は、東日本大震災の被災地で行われたため、目の前の聴衆だけでなく、目に見えない、この世を去った方々に向けてもお話されているのが大きな特徴です。

公式YouTubeに音声がアップされていましたので、文章で抜粋させていただきますね☆

余裕のある方はぜひ、音声にて味わってみてください。



「あの世への旅立ちを受け入れる」


生きている人間だけでなく、

亡くなったみなさんがたに対しても、

申し上げておきたいと思いますけれども、

「この世はやはり 最終的なすみかではないんだ」ということを、

よく知っていただきたい。


そして、この世を去った世界が本当の世界なんだと、

あなたがたは、今、悔しいかもしれないし、

非常に死んでも死にきれない気持ちで

いっぱいであろうとは思うけれども、

それでも、そちらの世界が本当の世界なんだと。

本当の世界のなかで、

自分の人生を再設計しなければいけないんだ。

心を開いて、指導霊、光の天使、あるいはお坊さんや天使のような存在が、

やってくると思いますので、

どうか、この世での教育や、あるいはマスコミの情報や、そういうものはいったん横に置いて、

素直に彼らの言葉を聴いてください。


嘘や偽りで言っているわけではありませんので。

救済の手は伸びているはずです。


だから、その言葉をあるいは助けを拒絶していたら、

いつまでたっても苦しみのなかから逃れることはできません。


だから心を開いてください。

「この世の世界は本当の世界ではないんだ。

だから執着を捨てなければ、

幸福になれることはないんだ」

ということを知ってください。


昔からこれは「解脱」と言いますけれども、

そういう縛られた状態ですね。

この世に縛られた状態であったのでは、

本当に心の自由、魂の自由は

得ることはできません。


この世は本当の世界ではないんだと、

だからある程度のところで、

家族や仕事やいろんなものに

あるいは会社とか執着がいっぱいあると思いますけれども、

遺された人たちは遺された人たちで、

また人生の再建をなしていかねばなりませんけれども、

あなたがたはあなたがたでまた、

自分たちの道を拓いていくときが来ているんだということです。


生前(真理の)勉強をなさってなかったかもしれないですけれども、

死後の世界は私が言っているとおりの世界だと思います。

(私の)本の一冊も読まなかった方、

説法の一回も聴かれなかった方には、

おそらくは届いていない真理かもしれませんが、

みなさまがたの縁故のある方が、

本を読んで学習されたり、

説法を聴かれたり、お経を読まれたり、

いろいろなされているとは思いますので、

その姿を見て、あの世の世界のあるべき姿を、

生き方を、どうか学んでいただきたいというふうに思います。

どうか謙虚になって、真理を学んでみようとしてください。


その出発点は、まずは、いま言った廻心(えしん)の原理です。

心を回転させて、神仏の方に向けなきゃいけない。

この世は仮の世で、あの世が実在の世界なんだと。


今、実在の世界に還ったんだから、何ら後悔することはないんだと。

そちらの世界で幸福になることが本来の生き方で、

この世は魂の修行のために何十年か肉体を頂いて修行していたんだ、

という価値感を受け入れていただきたいというふうに思います。



〈感想・気づき〉

死後の世界について人前で話すことは、今の日本ではなかなかありません。

死後の世界、つまりあの世についてのお話を、自信を持って堂々と語れる方というのは、やはり宗教家になります。

大川隆法先生は自信を持って、「あの世は200%あります」と仰っています。

200%とは。もう、あるかないか、の議論をするまでもなく、ある、という結論なのだと思います。

そして、すでにこの世を去り、いまだにあの世へ移行できずに迷っている方に向けても、お話して下さっているような説法です。

この世を去ってあの世に還る際に、一番妨げになるのは「執着」だそうです。

愛する人と別れたくない。

会社の運営が心配だ。

子供たちを置いてあの世になんていけない。

きっと、いざ旅立つとなったら、そんなことばかり考えてしまうのでしょう。

でも、「死」を迎えたということは、いったんこの世での修行にはピリオドが打たれたということ。

あとのことは、残された人たちにある程度任せて、自分は新たな旅立ちに向かうと決意しなければなりません。

もう、肉体がないのに、会社の経営を心配しても何もできません。

もう、肉体がないのに、子供の成長に直接手をかけるわけにはいきません。

せめてできることは、残された人たちが上手くいきますように、と祈ること。

これは、残されたこの世の人たちが、死者に対して「あの世で安らかでありますように」と祈ってくれるのと同じことだと思います。

執着はほどほどにこの世に置いていくこと。

死とは悲しむべきものですが、

亡くなった当事者が想い残しなくスッキリとしているならば、

古い肉体を脱ぎ捨てて、新たな世界への一歩が開けることを、もっと喜ぶべきなのかもしれません。

いい人生だった、ありがとう、

また逢う日まで、さようなら。


そんな爽やかな気持ちで、心のしがらみなく天上界に還っていきたいものですね。

いずれは誰もが経験するその時に向けて、この記事のことを頭の片隅にでも覚えておいてくだされば幸いです。



〈まとめ〉

・「この世は最終的なすみかではない」

・この世を去った世界が本当の世界。

・あの世に還ったら、本当の世界のなかで自分の人生を再設計しなければいけない。

・死後、指導霊、光の天使、お坊さんなどの導き手がやってきたら、心を開いて、素直に彼らの言葉を聴くこと。

・遺された人たちは遺された人たちで、また人生の再建をなしていかねばならない。自分たちの道を拓いていくときが来ている。



【解脱(げだつ)】

「この世の世界は本当の世界ではないんだ。
だから執着を捨てなければ、
幸福になれることはないんだ」
ということを知ること。
この世に縛られた状態では、魂の自由は得られない。


【廻心(えしん)の原理】

心を回転させて、神仏の方に向けること。
この世は仮の世で、あの世が実在の世界だと受け入れること。

この世は仮の世で、魂の修行のために何十年か肉体を頂いて修行していた場。
あの世が実在の世界であり、そちらの世界で幸福に生きることが本来の生き方である。
そうした価値観を受け入れることで、迷わずにあの世へと移行できる。



今回は、死後の世界への移行について、というセンシティブなテーマを取り上げました。

つたない私の文章を最後までご覧下さり、誠にありがとうございました。



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