つもりはダメ!推しを悲しませないためにも概要欄を読もう
みなさんこんにちは。私は大手箱~デビューしたばかりの個人の方まで雑多に視聴しているVTuberリスナーのひとりです。
今回は「読んだつもり」になってしまう概要欄(ガイドライン・規約)の注意事項について「どうしてそれがダメなのか?」などを含めてまとめていきたいと思います。
私も時々「読んだつもり」になってしまうことがありますので、推しを悲しませない為に自戒の意味も含めて、今回のnoteにまとめていきたいと思ます。
楽しい視聴ライフの一助になれば幸いです。
配信中は、配信者さんのこと見よう
当たり前のことではありますが、配信における中心人物は配信者さんになります。VTuberの方、Youtuberの方問わず配信されている方が好きで見られている方がメインだと思っています。
そして「配信者さんのことを見る」ということには、「概要欄(ガイドライン・規約)を読むこと」も含まれていると考えています。
配信者さんが定めたガイドライン(してほしいこと・してほしくないこと)を守ることは視聴する上でのスタートラインだと私は考えています。
リスナー同士の会話はしないこと
配信者さんのチャット欄は個人のメモ帳ではありません。配信内容に対する反応などをやり取りするための公共の場がチャット欄です。
例として適切ではないかもしれませんが、学校の授業に置き換えます。
この場合、配信者さんが授業をする先生、視聴する私たちリスナーが生徒です。そして配信中は授業中ということになります。
こう考えた場合、楽しく授業を受けたい生徒が大半の中、生徒同士で会話するグループは、授業を邪魔する存在ということになります。
こういう視聴者だらけになってしまうと、配信者さんは場を提供するだけの存在ということになってしまい「私が配信する意味って…」と悲しくなってしまうでしょう。
配信は、配信者さんが主役です。配信者さんについてや配信内容についてコメントで盛り上がりましょう。
荒らしに反応しないこと
ときには悪意を持って荒らし行為を行う人、人を傷つけるような言動をする人、煽り行為や、いわゆるライン越え発言を行う人が現れるときがあります。
この際、私たちリスナーがすべきことは「その対象をスルー、あるいは通報・ブロックすること」のみです。間違っても反論を行うべきではありません。
正義感はとても大切なことで、自分が好きで推している配信者を傷つけるような言動や荒らしが湧いたら不快感を感じるのは当然のことです。
しかし、その荒らしに触れる行為は、さらにチャット欄に混乱を増やす原因になります。
荒らしは、授業や帰りの会などで大声で騒ぐ迷惑な存在です。当然先生である配信者さんや副担任の役割であるモデレーターさんがブロックやタイムアウトなどの処置をとられます。
そこに正義感であっても「いくらなんでもA君は言い過ぎだと思います!」と大声で荒らしに立ち向かったとしましょう。
確かに言っていることはまっとうかもしれませんが、大声で邪魔をしちゃっているという点で同じ立ち位置になってしまうのです。
荒らし等が湧いた際は、冷静に通報・ブロックやスルーで対応し、嫌な気持ちになっているあろう配信者さんに対して、荒らしの内容には触れず盛り上げなおす気持ちでコメントで声援を送りましょう。
配信と無関係な内容のコメントはしないこと
例えば、歌枠の配信中に「今日の晩御飯はカレーでした」とか唐突に言われても配信者もリスナーさんも「何言ってんだこの人」って感じになりますよね。ですからこういう発言はあまり見かけることは少ないです。
ですが、自分語りは意外と差し込んでしまいがちです。このnoteを書いている私自身も時々そういうコメントをしてしまうことがあるため、自戒すべき部分だと反省することもあります。
例えば歌枠だと仮定した場合、太字以降は自分語りに当たるのかなと個人的には考えています。
「こんばんは~。今日は残業だから遅くなっちゃった。今日に限って上司が~~」
「この曲を聴くと、高校時代に部活で〇〇してた頃を思い出すよ。あの頃は~~」
青春時代を思い出すなぁというくだりまでは、配信の流れで懐かしさを感じたという点で配信につながりがありますが、以降は自分語りになるかなと思っています。
このあたりは、どのぐらいまでを「無関係」と判断するかは配信者さんが行う線引きの部分であり、私個人の見解が絶対だ!なんてことはありません。逆にそういうコメントをすることで配信者さんも話がしやすくなる場合もあるでしょう。
ただ、必要以上に自分について語るのは、配信と無関係なコメントであり配信者さんから主役を奪う行為に近いかもしれません。
また、雑談等で「そういう話題になっていないとき」に〇〇さんは●●をしないの?という発言は自分の願望を押し付ける行為に近く、時には配信者さんを困らせたりする発言です。
3D酔いする人にFPSゲームを提案する
ゲーム全般が苦手な人に、ゲーム配信を提案する
専用機材が必要かつ、人によっては心理的な抵抗がある人にASMR配信を提案する
歌が苦手だと感じている人に、歌枠を提案する
特にこれらを「そういう話題になってすらいない場面」で提案する行為は、配信と無関係なコメントと言えます。
雑談として配信者側から「今後やってほしい配信とかありますか?」という流れになった際に提案するのは間違っていないと思います。
しかし、そこで例えば「歌は苦手だから」って言っている配信者さんにごり押ししたり、知っていて何度も提案するのはただの嫌がらせで、荒らしと同等だと私は考えています。
配信者さんに自分が好きなことをしてほしい。好きなものを共有したいという気持ちはわかります。しかし、配信内容は配信者さんが決めることです。聞かれた際は、オススメしたり布教したりすればいいと思いますが、過度に自分の願望を押し付けるのはやめましょう。
ネタバレ・匂わせ・支持コメントはしないこと
自分の知っているゲームなどをプレイしてくれると、リスナーとしては嬉しく感じるものです。
しかし、ヒントを求めていない配信者さんに「ここに〇〇があるよ」等のコメントをすることは親切な行為ではありません。逆にゲームの面白さをおよび配信の面白さをスポイルしてしまう行為です。
試行錯誤する配信者をみてじれったくなるのであれば、配信終了後にアーカイブで飛ばしながらみることを個人的にはオススメします。
ゲームの面白さは試行錯誤や個人のこだわりが見えることであると私個人は思っているからです。
また、ネタバレコメントおよびそれに付随した匂わせコメントは配信者にそのゲームを続けさせるモチベーションを損なわせる行為です。
「この後ボス戦だから回復しよう!」
「セーブして!セーブして!」
「くるぞ…」
「ざわざわ…」
この手の発言は、この先に何かがあることを配信者に伝えてしまうため「あー、この後何かあるのね」となってしまい面白さがなくなってしまう行為です。
これらの発言は、悪意なくコメントしがちな部類だと思いますので私も含めて気を付けていきたいところです。
さらにひどいものとしては、次のような発言がありますが絶対にすべきではないと考えています。
「このゲームクソゲーだよ」
「そのキャラ弱いから、違うキャラに変えよう」
「そのゲームよりも別の〇〇のほうが見たい」
説明するまでもありませんが、上記のようなコメントをする人はある意味で荒らしやアンチと同等とみなされても仕方ない発言をしているという自覚を持ってほしいと感じています。
作品やキャラクターをディスる行為、他ゲーとの比較行為は配信者さんだけでなくその作品やキャラクターを好きな人たちまでも傷つける発言になります。
配信者さんが楽しめていないと、見ているリスナーも楽しくはありません。
そのためにも、配信者さんが気持ちよく配信できる環境をひとりひとり心がけていければいいなぁと思います。
伝書鳩行為をしないこと
そもそも伝書鳩行為とは、配信者Aさんの前で、配信者Aさんが話題に出していないときに配信者Bさんの話題を出す行為です。
これは、配信者Aさん側Bさん側双方に失礼な行為になります。
「ここ、〇〇さんは初回で突破してたよ」
「ここは、〇〇さんも苦戦してたなぁ」
「〇〇さんより●●さんのほうがうまいね」
「●●さんは~~をしてたけれど、〇〇さんはしないの?」
筆者である私もニコ生でゲーム配信を行っていた時期がありましたのでわかりますが、人と比較されて貶められたり逆に褒められても配信者側としては嬉しくありません。
貶められるのが嬉しくないのは当たり前ですが、人と比較して褒められても嬉しくありません。なぜならば、逆を返せば比較されたBさんが貶められている発言になるからです。
また、Bさんの話題がでることでチャット欄にBさんの話題が増え、配信者であるAさんがおいて行かれるような状況が生まれることもあります。
最初に記載した配信中の主役は誰かという点に繋がる部分です。Aさんの配信はAさんが主役なのだから、Aさんを盛り上げることを第一に考えてコメントしていきましょう。
次に、〇〇さんはしないの?系発言は、先ほどの配信内容と関係ないコメントでも挙げましたが自分の願望を押し付ける行為であり、様々な事情や本人のブランディング等を無視した発言になりやすい傾向があります。
配信者さんは何かと比較されがちな立場です。しかし、自分のどういうところを好きになって見てもらいたいか?や、配信者さん自身が本当に楽しんで配信ができるかなど総合的に考えて配信内容を決めているはずです。
いろいろと考え実行に移すのは配信者さん自身であり、リスナーではありません。
ですので、例えばAさんが〇〇で伸びた。
だからBさんも〇〇をやれば伸る。
→〇〇はしないの?という発言する。
この行為は、ただの失礼な行為になります。
配信者さんには、配信者さんごとに考えがあります。
その考えに賛同できないなと思えばそっとその人から離れればよいと思います。好きな配信者に自分の思った通りの配信をさせたいというのは、ただのプロデューサー面した迷惑なリスナーでしかありません。
極論で言えば、Aさんのゲーム配信は好きだけれど歌声は好みじゃないのであれば、ゲーム配信だけを追えば良いと思います。
リスナー側にどの配信を見るかを選ぶ権利があるのと同様に、何を配信するかは配信者側の権利です。
くれぐれも他と比較する行為や、〇〇さん見に行くから落ちます。のような失礼な発言はしないようにしましょう。
伝書鳩行為が嫌われる理由はいろいろとありますが、私が考える伝書鳩の悪しき点は上記になります。
余談:ファンマークを付けることの重さ
ここまで概要欄(ガイドライン・規約)について書いてきましたが、最後に余談としてファンマークを付けることの重さについて個人の見解を書きたいと思います。
ファンマークをつけてSNS等で発信する場合「この人のファンはこういう発言をする人だ!」という認識を外部に与えることになります。
そのため、攻撃性の高い発言や、他の配信者を貶める発言などマイナスな発言は、自分が応援している配信者さんを貶める行為に繋がります。
私自身も含めて、ファンマークを付けて活動する際は、発言内容や諸々の権利関係などキチンとファンとして恥ずかしくない行動をとるようにしましょう。
みんなで楽しい環境を作ろう!
今回は私なりに「読んだつもり」になりがちな概要欄の本質について、私の考えをまとめてみました。
私自身も至らぬ点が多いため「完璧に守れています!」と100%の自信を持っていうことはできません。しかし、100%に近づけようとする努力は怠らないようにすべきだと考えています。
仮に「あぁこれ概要欄の注意事項に書いてあったのにやっちゃったわ」ということがあっても、よほどのことがない限り即ブロックされることはありません。
その後キチンと改善しようとする努力が大事なのだと思っています。
私もまだまだなところはたくさんあると思います。
ですので、みんなで「推しが楽しそうに配信しているところ」をたくさんみれるようにしていきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。
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