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免許更新と大丈夫と大丈夫?

誕生日が近づいて今年は免許証を更新に行く年にあたっていた。面倒なことこそ早めに済ますのが人間生活をストレスなく過ごすコツ。先週頑張って朝一番に警察署に行ってきました。

手数料がかかるし、証明写真は5年分歳を取るし憂鬱…でも先日アメリカから一時帰国した友人によるとカリフォルニア州は更新のたびにペーパーテストを課すようになったと言うのでそれよりは気楽なものです。視力も大丈夫でした。

担当の講師は訛り混じりで年間の交通事故で亡くなる人が今も2000人超えていること、4割ほどは自転車絡みの事故であること、市内でも私の住んでいる区がワースト記録であることなどを迫力十分な低音の声でレクチャーしてくださいました。

その後の映像も左折する時に二輪車を巻き込んだシーンやトラックの視界に入らなかった交差点を渡る小学生や、日常起こりそうなものばかりで真剣に見入りました。

改正点として説明があった中でも、スマホを見ながらの運転の罰則が18,000円に値上げされたことやあおり運転の取り締まり強化、大型免許が19歳から取れることなどが記憶に残りました。手数料を払っても注意喚起のために定期的に講習を受けることは意味があるように思いました。

運転ばかりは自分だけが気をつけていても相手のあることなので大丈夫とは言い切れません。特に高齢の母たちや大学生の娘がハンドルを握っている時は祈るような気にさえなります。

だから大丈夫?と言いたい時はいくらでもあります。でもこの言葉はできるだけ言いたくない。

先日友人と食事をしていた時の話です。

「私の母はいつも私に『大丈夫?』と聞いてくる人で、小さい頃からそれが嫌だったの」

と50も過ぎたいい大人が言うではありませんか。そして彼女の気持ちがわかる気がしました。

大丈夫?と言うのは心配しているのよ、と言うどちらかというとネガティブなメッセージで、大丈夫。と言うのは安心や励ましを伝える肯定のメッセージ。どちらを言われたら嬉しいかは明白です。

親は子のことを心配するのは自然かもしれないけど、子は親に心配かけたくない、信頼してほしいのだということを子育て終了してから再認識しました。子育て中の皆様に何か伝えられたら嬉しいです。そして皆様今日も安全運転を!


もうすぐ生まれる孫のために買ったカーシート

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