最強の自分マニア～100人インタビュー11人目 なかしまはるかちゃん

通勤して出社する。8時間働く。家事をして、子育てもする。夫との対話も欠かさない。それでいて100人にインタビューしたり、ブログを書いたり、副業講座のコンテンツを作ったりしている。月に10冊は本を読むし、ダラダラ動画を見たりもするし、zoom飲みも好きだ。
しまいにはPTAで役員をやったりしている。でも決してハイスペではない。悲しいことに、親しい人なら周知の事実（笑）

それでも「時間がない」という感覚はない。それはきっとどの時間も好きで、私の人生を彩ってくれるからだ。この100人インタビューを始めたらますますその想いが強くなった。

100人いたら100人のストーリーがある。

その人の人生にたっぷり詰まった旨みをちょっとだけ味見できるのは最高に楽しい。私の人生まで美味しくなる。

＃０１１
最強の自分マニア～なかしまはるかちゃん

１１人目のインタビュー相手は看護師をする傍らカードコーチングやファッション同行するなかしまはるかちゃん。通称はるる。

今まで人間関係で困ったことがない。

開口一番彼女はそう放った。

転校も多かったけど、馴染めないってことがなかった。

でも分かる。彼女も私も長女で、人に合わせることができるからだ。学校でも社会でもそれほど苦労しない。

仕事ではその性質でラクしてるけど、結婚生活では違った。
時間で区切られてる仕事とは違って、結婚は生活だった。自分を抑えて、その人の望む自分であろうとしたら、だからどんどん苦しくなって、ボロボロになった。夫に対して「私なんでこんな人と結婚したんだろう...」って思ってた（苦笑）

主体性がない家庭に幸せなどあるはずがない。しかし結婚生活がうまくいかないのは無口な夫のせいだと思い込んでいた。離婚を考えていたその頃、最後の悪あがきではるるは”セルフカウンセリング”を学んだ。すると人生が好転した。

夫は口数が少ないから、決して「愛してるよ」とか、気の利いたことを言わない（笑）でも希望を言えばなんでもやってくれた。言葉じゃなくて行動で示してくれる人なんだよね。今は新婚のときより仲がいいかも♪

毎朝わたしの顔を好きになる

離婚を考えていたころは夫のこと同様、自分のことも嫌いだったという。そんなとき本屋さんでたまたま「毎朝、自分の顔が好きになる」という本に出会う。

その本のなかに「今日も私だから幸せという人生がある」って書いてあって。それってどんな感覚だろう？って知りたくて読み進めたら、泣けてきて。すぐに著者のメイクレッスン講座に申し込んだ（笑）

自分にお金を使うことも、講座に出向くことも初めてだった。
それでも彼女の第六感が叫んでいた。

初めて講座に参加して「やりたいと思ったら何でもやっていいんだ」って思えた。自分との対話が足りてなかったことや、自分のことを理解してあげられてないこと、いわゆる自分軸がなくて苦しかったってことが分かった。

メイクレッスン講座や、セルフカウンセリングを通して、彼女は自分を形づくっていった。すると結婚生活がうまくいき始める。

物事には表裏がある

もともとのサッパリした性格も幸いしているだろうが、彼女が人付き合いに困らないのはこの価値観によるところが大きい気がする。

人を良い悪い認定しないんだよね。いい面があれば悪い面があって、どっちもその人の“１面”であって“全て”ではないから。
例えばうちの長男は忘れ物が多いんだよね。学習発表会の当日に発表に使う笛を忘れていったのよ...！！そしたらエアー笛でノリノリで発表してて！！（笑）逆にたくましいでしょ？！（笑）

「忘れ物をする」だけを見ていたら心配になる。でもきちんと証拠を集める。忘れ物をしたあとの行動にも着目する。そうやって物事を多面的に見ることをできると生きるのがどんどん楽になる。

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「プロフェッショナル～仕事の流儀」のオマージュとして、この100人インタビューでも毎回同じ質問をして締める。

あなたにとってあなたとは？

過去も未来もない人！今しか生きてない（笑）目標とかないし、毎日とりあえず幸せで、今＋αが続いていけばいいなって。

彼女の明るい雰囲気が、やわらかい喋り方が、きっと多くの人の背中を押すだろう。

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