02 Chicken or egg first
今日は、私が留学に行く理由を書きたいように書いていこうと思います。これまでに、大学に提出する志望理由だったり、人からなんで留学したいの?と聞かれたりすることが何度かあった。そして、その都度それっぽいことを答えてきたと思う。(特に公にする志望理由には、決まった範囲に収まる答えが求められている。しかもそこにオリジナリティまで)それっぽいなんて適当に聞こえるかもしれないが、もちろん全くの適当を言ってたわけではない。決まった範囲の中でちゃんと自分なりに考えた答えである。まあとりあえず、それっぽいこととは何かを具体的に書いておこう。
それっぽいこと1: 街並みが綺麗でオシャレだから
それっぽいこと1':日本にはない雰囲気を肌で感じてみたいから
それっぽいこと2:英語を喋れるようになったらかっこいいから
それっぽいこと2':英語で海外の人とコミュケーションを取れるようになれたら、新たな考え方や視点を知ることができるようになれると思ったから
こんな感じだろうか。大学に出す志望理由には、もっと大層なことを書いたけどね。ここでいう大層なことは、嘘ではないのだけど、今の自分からは離れすぎてて、自分が思ってることとして実感が湧いてないように思う。実際、志望理由を書いた結果、どうして行きたいか(現在)より、留学して何がしたいか(未来)の方が、多くを占めることになったので当たり前かもしれないが。そして、それっぽいこととしてあげたことは、大層なことよりは自分に近いのだけど、まあこれもあとから取ってつけたような感じがする。近いのだけれど、あくまで外側。
行きたいのは行きたいから
はい。この「それ理由になってないじゃん」と突っ込みが聞こえてきそうな言い分を頑張って説明しようと思います。できるかな、、、、
いつから留学したいと思っていたのか、思い返してみると、高校生の時には確実に留学してみたいなぁと思っていたし、多分中学生の時にもぼんやりと思っていたと思う。(小学生の時のことまでは思い出せない。)何かきっかけがあったかどうかと言われても、明確なきっかけがあったわけではないと思う。小さなきっかけ(テレビで海外の様子を見るとか)は無意識のうちに積もっていたかもしれないが。一応ここできっかけはなかったと仮定すると、もう留学に行きたい理由は、行きたいと思ったからとしか言いようがなくなる。論理的ではないけれど、これが私にとって、一番自然な理由であるように思う。(私的本題はここから)どうして行きたいから行くになるのか深掘りしてみようと思う。まず、「すごく行きたい」「絶対行きたい」というのはちょっと違う。そんな勢いとかエネルギーみたいなものはない。冷静沈着にずっとそこで疼いてる感じ。とでもいうのか、、白い絵の具に一滴でも黒を混ぜたらもう白ではないみたいな。どれだけ少量でも行きたいがあれば全体として「行きたい」になってしまう。もしくは、「行きたい」に白い絵の具を足しすぎた結果として少量になってしまったのかもしれないが。まあどちらにせよ、両儀的なのである。ここで登場、「両儀的」。辞書的意味は、
二つの対立する立場や意見のどちらの意味もとることができるさま、または曖昧なさまを意味する表現。(weblio辞書)
では、黒が「行きたい」なら白は「行きたくない」かと言われるとそう単純でもない。黒の中には、「行きたい」、白の中には「行きたくない」も含まれるだろうけど。ここでいう黒を一番大きく括るなら「好奇心」であると思う。ちょっと前に「君、好奇心旺盛だね」と言われたときあ〜確かにと自然に受け入れることができた。でも、なぜこの時、うん、そうだよ!とならなかったのだろう。それは、「好奇心」というのを忘れがちで、常に自分の性格として認識していないからだと思う。と、ここで白を用意しなくてはと思い、対義語を検索してみた。検索してきた中で一番しっくりきたのは「警戒心」である。これもあ〜確かにである。普段から何かを警戒している自覚はないが、あれこれ考えることは多いし、その結果、ネガティブループに陥ることもよくある。これはつまり、多くの情報をキャッチして、いろんな可能性を考えることで、失敗したり、危険に晒されたりしないように自分を守っていると言えるのではないだろうか。直前の文章量から気づいたのだが、「好奇心」には、理屈はあまり存在せず、「警戒心」には理屈が多く存在しているように思う。こんな感じで、少し黒と白の輪郭が見えてきた気がする。黒と白が別々に存在してるのならそれで話は終わるのだけど、同じ人間の中にあるのがまたややこしい。まあ同じ人間の中にあるからこそ、両儀的であると言えるのだけれど。例えば、「好奇心」が走ろうとしているのに、「警戒心」が引き留める。とか、「警戒心」が安全な場所にいようとしているのに、「好奇心」が引っ張り出そうとするとか。いうならば(?)トムとジェリー状態。
このままいくと着地する気力がなくなりそう(もうすでに赤表示)なので、留学という括りに話を戻そう。先ほど「行きたい」が少量と書いたが具体的にどれくらい少量かというと、10割のうち1~3割くらい、最近は、4割に達した時もある。この割合は気分によって常時変動している。そう今回の留学に関していえば、数値的に黒は負けてるけれど、私が選んだのは黒である。もちろん、全体としてみたら白を含んでいるから真っ黒ではない。そして、そもそも黒と白も自分で作ろうとして作ったものではなくて、気づいたらもう自分の中に含まれていたものであるから、究極の理由はわからない。結局わからないのかいと言われそうだが、わからないものはわからない。急ですが、まとめます。これまでの(そんなにない)経験から、じっくり迷ったり悩んだりした結果、私は、黒を選ぶことが多いように思う。白を選んだということを覚えてないだけかもしれないが。黒は白より相手を染めやすい、たとえ両者が同等であったとしても。
感謝
留学に行きたいと思えること、実際に行くことができることは当たり前ではないと切実に思います。特に反対することもなく、留学することを認めてくれ、金銭的援助もしてくれる両親。留学に関してサポートしてくださる大学の方々。留学のために早めに終わらせた卒研に協力、応援してくれた研究室のみなさん。いってらっしゃい、インスタ更新してね〜と送り出してくれたみなさん。本当に恵まれているなとつくづく実感する今日この頃です。オブリガータ!
マイルールと弱点
スピード不足と何度も何度も直したくなっちゃうことでなかなかnoteが更新されないという事態に陥ることが予想されるので、その日書いたものは、その日投稿して、編集するのもその日まで。というルールを作りました。守るかどうかはその日の自分次第。
言葉に対しての苦手意識がすごいと言っているが、言葉はとてつもなく大きな力を持っていると思う。良くも悪くも。その大きな力を扱うのなんてそんな簡単じゃないから仕方ないか。なんて逃げてる気がするなあ。たぶん本来は簡単なことなのに。
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