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愛された記憶

最近、昔のアルバムを整理した。

赤ちゃんの頃から高校生ぐらいまで、たくさんの写真が出てきた。

当時(30-40年前)は今のようにデジタルの写真ではないので、一枚一枚撮るたびに、細かくポージングを指示されていたように思う。
一番かわいらしく取れるポーズを探して、何度もリテイクされていた。

あまり感傷的なタイプではないけれど、その一枚一枚から愛されていた記憶の断片を感じて、自然と笑みが溢れた。

家族というのは、近いだけになかなかに厄介な存在でもあり、一筋縄に感動的な話ばかりでもない。

だけれど、今はもうこの世にはいない家族もいて、その時の想いや愛情に心を馳せる瞬間も、たまにはいいのではないかと感じられた。

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