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1回1,000円?ベビーシッター活用と内閣府ベビーシッター補助券について

前回のnote記事にも書いたが、我が家は週1回定期でベビーシッターサービスを活用している。その多大なメリットはこちらの記事で。

今日は私が活用しているベビーシッターサービスであるポピンズシッターを例に、
①ベビーシッターサービスの種類
②ベビーシッターにお願いできること
③ベビーシッター活用開始までの流れ
④内閣府ベビーシッター割引券の活用方法
について紹介したい。

①ベビーシッターサービスの種類

ベビーシッターサービスには大きく分けて「請負型事業者」と「マッチング型事業者」の2種類がある。

請負型事業者とは、サービス会社が自社でシッターを採用・教育し、派遣するサービス。この場合、契約はサービス会社と利用者間になるため、何か問題が起こった場合には、シッター会社が契約の当事者になる。シッターの管理・運営にコストがかかるため、マッチング型よりも価格が高い場合が多い。
有名どころでいうと、ポピンズシッターベアーズである。


一方でマッチング型事業者とは、サイトに登録しているシッターの中から利用者が口コミや実績で選び、直接契約する方式。この場合、シッターは1人ひとりがフリーランスの個人事業主であり、事業者は仲介者でしかない。利用者は自己責任でシッターを選び、利用する仕組みであり、価格面では請負型よりも安価になることが多い。
有名どころでいうと、キッズラインがこちらにあたる。

我が家はポピンズシッターを利用しており、正直その理由はサービスではなく、シッターさん個人によるものが大きいため、どちらの種類のシッターサービスがいいか、という議論は別である。

安全性、責任、使いやすいさ、さまざまなポイントはあるが、個人的には「信頼できるシッターさんに出会えるかどうか」が最も重要なので、これからシッター利用を検討する方はぜひサービスに拘らず、複数のシッターさんと面談をして決めるをおすすめしたい。

②ベビーシッターにお願いできること

ベビーシッターサービスでは一般的に下記のようなサービスを受けることができる。

ポピンズシッターWEBより

おそらく思ったよりお願いできることの幅が広いと感じた人も多いと思うが、自宅での保育だけでなく、送迎や教育、家事なども対応できたりする。

利用シーンとしてはここにも多くの紹介があり、おそらく必要に迫られて利用するというイメージのあるベビーシッターだが、習い事の送迎や産後ケア、美容室に行く時間の確保、などさまざまだ。

また、育児経験があるベビーシッターも多いため、育児相談なんかも。

我が家も、こどもたちが乾燥肌で繰り返し肌荒れを起こしていることを伝えると、おすすめのクリームやケアなどを教えてくれた。もちろん医師ではないので、あくまで「育児の先輩」として、だ。

育児の先輩なら身近に実母や義母がいるが、年代が違うことで考え方が違ったり、関係性によっては相談しにくかったりすることもあると思うが、シッターさんはビジネスライクであり、程よい距離がある関係なので個人的にもとても心地よい。不要な気遣いがいらない点も魅力だ。

また、子どもとの遊び方もさまざま対応してくれるため、親ではなかなかできない工作などもささっとやってくれて涙が出ることも。

よく前職の先輩が「我が家にとってシッターさんは家族の次に大事な存在」と言っていた。当時シッターサービスを利用していなかった頃は、そんな大袈裟な・・・と思っていたが、今ならこの言葉は共感できる。

育児が大変な時期に「パパママの育児の相談相手」であり、「緊急時に助けてくれるサポーター」であり、「子どもたちにとっての大好きな人」なのだ。報酬の発生するビジネスの関係ではあるが、それ以上に感謝の気持ちがある。

ということでややずれたが、我が家では主に

・送迎(主に保育園迎え、たまに習い事送迎)
・自宅での保育(風呂介助含む)
・食事介助

をお願いしている。

③ベビーシッター活用開始までの流れ

ベビーシッターサービスの利用開始までの流れはこんな感じ。

ポピンズシッターWEBより

請負型にしろマッチング型にしろ、シッターを探し、面談するところから始まる。ここで注意しなければならないことは「すぐには活用できないこと」だ。

保育園から子どもの発熱でお迎え要請があった!となっても、その場でシッターサービスに登録し、来てもらうことはできない。
安全性の考慮から、ほとんどのサービスで利用者とシッターの事前面談を推奨している。

この人なら、と思うシッターさんを見つけておき、必要な時に依頼してみる。そんな流れである。場合によっては複数人のアテを見つけておいた方がいいかもしれない。

そうしてプロフィール情報を入力する。

ポピンズシッター依頼画面

こんな感じである。


④内閣府ベビーシッター割引券の活用方法

ここまでベビーシッター利用の素晴らしさを伝えてきたが、それでも気になることはやはりコストだろうと思う。

しかし、実は今内閣府ベビーシッター割引券なるものがあり、結論から言うと、我が家はその割引券のおかげで3時間×子ども2人でも1回実費約1,000円、毎週定期で利用していても月5000円以下なのである。

内閣府ベビーシッター割引券の詳細はこんな感じ。

ポピンズシッターWEBより

子育て中の働くパパママを助けるとってもありがたい制度である。
ご自身の働く会社がこの制度を導入しているかどうかについてはこちら。(承認事業主一覧

ちなみにその割引が適用できるベビーシッターサービスも限られているのでこちらも併せて確認が必要だ。※大手はほぼ入っている。
内閣府ベビーシッター券取扱事業者一覧

仮に、現在働いている会社がまだこの制度を導入をしていないようであれば会社に掛け合ってみることをおすすめしたい。
実際、会社への費用負担はないため、負担がかかるのは導入手続きのみ。
実際私も当時自身の会社が導入していなかったため、夫の会社に掛け合って導入してもらい、この恩恵を受けることができている。
自分のためならず、今後子どもを持つかもしれない後輩たちのためと思って導入を掛け合ってみるといいかもしれない。

企業の方向けに導入方法の支援もあるようなので、ポピンズシッターがまとめてくれているページを確認すると大体解決する。(なら最初からこのページを教えてくれよ!と言う声は置いておいて。)

働きながら家事をして育児をして・・・とてもじゃないが回らない。
昔の人は便利なサービスや家電がなくても回ってた、とか、現代は共働きだから無理だ、とかそういうの抜きにして、手を抜けるところは抜こう!
そして笑顔で毎日過ごせたらいいなと思う。

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