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ロゴ制作過程の共有会を開催① #デザイン女子部

デザイン女子部で「ロゴの作り方って人によって違うよね、知りたい、共有したい!」という意見が上がり、ロゴ制作経験者を対象に「ロゴ制作過程を共有する会」を実施しました。

最初に顔合わせをして、どんなイベントにするか、期待していること、求めていることを確認しました。

既存のブランドから、ちょっと視点を変えてリブランディングすることにしました。ブランドは各々で選びました。

私は、個人事業のロゴをいろいろ練り直してリニューアルすることにしました。

現在のロゴ

logo横長

新ロゴを考える流れ

1. 事業への想い
 7年前と変わった部分がないかも含めて再確認。
2. 業界分析
 世の中の変化、ニーズの選定、メインターゲットなど
3. 競合のチェック
 空いている部分、狙えるところがないか。ご近所さんと丸かぶりしないように(今回は少し調べて、重視することを自分のやりたいことに軸を置いたので割愛)
4. 事業分析
 これまでの内容とこれからの内容:こだわり、強み、キーワード抽出など
5. ラフ案
6. ロゴ
 類似ロゴ・商標チェック

ざっくり書くと上記のような流れで考えました。以下、考えたことの一部をスライドに落とし込みました。仕事としてやるのであれば、添付以外にもっと深く考える必要があるかと思います。参考程度にご覧ください。

事業への想い

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7年前考えた事業への想いを言葉にしたら抽象的になりました。そのため、世の中の課題と照らし合わせて具体的な言葉に落とし込むことにしました。

業界分析

世はITの時代。
DX、SNS、Fintech、住宅販売など。Webサイトしか制作していないと仕事がなくなると焦燥感。

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デザイナー以外にもデザインの知識が求められる時代です。
この「デザイン」は装飾など狭義の意味だけではなく、場のデザインなど広義の意味も含んでいます。

求められ始めたスキル

・ニーズを引き出すコミュニケーション能力
・集客のための施策提案
・ユーザー視点でのUI , UX向上 など

気づければ求められることがどんどん変わっています。それは働く場所(会社やプロジェクト、メンバー)によっても変わっています。デザイナーだけではなく、さまざまな役割の人がデザインに携わる中、「私はプロとして何を提供するのか」そのようなことを意識する必要性を強く感じてきました。

やりたいこと

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つらつら書き出しました。「一つの場所やスキルに捉われたくない」気持ちがあり、やはりここでも掴みどころのない内容に(泣

やりたいこと <且つ>  やってきたこと

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自分のやりたいこととやってきたことを棚卸しました。その中から、湧き出たイメージを右下にメモ。

強みとキーワード

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自分の強みとそこから浮かんだキーワードを書き出しました。ここには書ききれない部分もあります。

ラフ(方向性確認のためのざっくりな手書き)

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キーワードに対して、いろいろ描き出してみました。

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書き出してみて、月をベースにすることに決定。既存のロゴと同じです。
上の画像では、どれくらいの太さにするか、顔をつけて表情のあるお月様にするかなど書き出すことで考えました。
他に、花や幾何学模様もパターン出ししました。

類似ロゴがないか簡易チェック

ぼんやり形が決まってきた段階で、Googleで画像検索して被らないようにチェックしました。(もっと後の段階で商標チェックもやります)

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形が決まったら、キーワードから配色を決めて着色しました。

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ここまでが発表した内容です。
シンボルマークまでしか辿り着きませんでした。ロゴタイプは少しずつ着手しています。
完成したらまた記事にします!

一人だったらこのスピードで進められていなかったので、勉強会は良い機会でした。ご意見くださった方、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

デザイン女子部について知りたい方はこちらをご覧ください。
https://note.com/design_girls/n/n3ed6e07b157c