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カフェオーナーの前職は医師

カフェをオープンしたお客様と仕事でお話をした。裏口から入り厨房で話をしたのだけど、エプロン姿のオーナーは気さくでダンディーな雰囲気の方だった。
仕事の話が終わって帰り際に「食べに来てくださいね」と笑顔で送ってくださった。

とても気になったので今日ランチを食べに行ってみた。
店内は控えめな照明で、スッキリとして広く壁にコーヒーカップが並べられていてBGMには質の高そうなオーディオからジャスが静かに流れていた。おしゃれな雰囲気だけど庶民のわたしも案外入りやすいお店だと思った。
料理は洋食がメインで、オーナーと同じくらいの年齢の女性と、娘さんと思われるお嬢さんが作っていた。

フッと、わたしもカフェなんでできたらいいなあと思うことがある。だから、このオーナーさんがカフェを始めたことに興味があった。お年は70歳少し前くらいの方。どんなきっかけで始めたんだろう。

家に帰ってなんとなくGoogleマップでこの辺りを見てみたら、カフェの建物は以前内科の病院だった。
建物自体が全く違っていたから建て替えたということか?ここにあった内科はどうなった?と調べてみたら、以前のものがネットに載っていて閉業したと記してあった。院長先生の名前を見ると、なんとこのカフェのオーナーと同名だった。
ということは、オーナーは元お医者さん。

この転身にとても驚いたしときめいたし、素敵だと思った。
新しい人生の始まり。

わたしもこんな風に今の仕事を定年退職したら息子と2人でカフェなんてできたらいいなあとチラリと夢みてしまう。
コーヒーを淹れるのが得意な息子と、焙煎が好きなわたし。
いいんじゃなーい?
でも、料理は上手じゃないから勉強が必要。それから調理師免許は必須。

で、お店はどこに出す?
その前に資金を貯めねば!

なんて、妄想は膨らんでいく。

本日は、カフェのオーナーに夢をもらった日。

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