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「いいにおい」の食べ物

(写真は、娘が焼いてくれたパン。これは匂いも味も美味しいやつです♡)

におう食べ物

スーパーで買ったうどん(手延べ乾麺) 3回
スーパーで買った食パン 1回
和菓子屋さんで買ったお餅 1回

お店で買った食品から洗剤のような匂いがして食べられなかった回数です。

このうち3回はお店に伝えずに食品を廃棄しました。
一度は返金。
一度は返金を断り、お店の人からフィードバックをもらいました。

我が家ではドラッグストアに置いてある合成洗剤や柔軟剤、消臭剤的なものは一切使用していないので、家族全員がかなり匂いに敏感だと思います。

時々、中古でものを購入しますが、以前に比べて、匂いが強く、しかも匂いを落とすことができないものが増えている印象です。それだけ「香り製品」が世の中に増えて(氾濫して)いるのでしょう。


人工的な香りを食べ続ける暮らし

「残り続ける匂い」は各メーカーの工夫で、売りですが、これが実に曲者です。

香りは目に見えませんが、物質ですから、確実に存在します。
香りが持続し続けるのならば、その物質は残り続けているということです。

我が家では、添加物や農薬が少ない食品を扱っている会社から、月に数回野菜や食品を届けてもらっていますが、それを運ぶトラックもかなり「いい匂い」臭。その匂いは、野菜の箱の中身まで侵入しています。少し高い料金を払っているのに残念な気持ちです。(改善をお願いしています)

そして冒頭の食品群。いずれも味が薄いものばかりだから気づいたことですが、味の濃いものならば、気づかず食べていることでしょう。


鼻がきくのも大変ね……そう思われますか???
私ばかりが買い物でハズれを引いているのでしょうか???

いえいえ、それだけ香りの強い製品が各店舗から各家庭に行き渡っている、ということです。家にない香りだから気がつくのです。すでに家の中にある匂いならば、気づかないでしょうから。


どうでしょう?
柔軟剤や洗剤の香りを食べているのって。
食べている自覚がなくても我々、学校や会社、電車、暮らしの中等々で日々吸い込んでいます。

匂いに気づかなければ大丈夫だと思いますか?
でも確実に、体への影響はありますよ?
嗅覚の鈍りは、生き物として危機ですよ?


生き物は生存のため、環境に適応します。そのため、よくも悪くも「慣れ」ます。慣れるからといって、大丈夫!というわけではありません。

さらに言えば、自分が大丈夫だから、他の人が大丈夫というわけでもありませんし、今自分が大丈夫だからといって、今後も大丈夫とは限りません。

そして、このような影響は、あからさまな症状やわかりやすい因果関係ではなく、相関がわかりにくい形で体に現れます。

近年、小さい子どもまでもが花粉症を発症しますが、なぜでしょう?花粉がより凶暴になっているのでしょうか???

自然な香りは続かない

これまで8年、アロマの勉強をしてきました。自然の香りはいつまでもは続かないのです。そしてそのいつまでも続かない、ということが良さなのです。

自然な香りは消えますが、人工的な香りは遷移し、匂いの元から離れてもなお香り続けます。

余談ですが、私は過去にアトピーを経験しているため、アロマでアトピーは改善するか?という質問をよく受けます。個人的には、アロマは刺激が強いこともあるので、慣れない方は肌に直接塗布しない方が良いと考えています。

ただ、アトピーで悩む人には、リラックスがうまくできない人が多いように感じますので、質の良いアロマをディフューズするなどして、リラックスに繋げることは、アトピーにとってプラスと考えます。

アトピーの改善に何より効果があると感じたのは、生活の中から化学物質をいかに減らすかということです。遠回りではありますが、アロマを使ったハウスキーピングは、アトピーの改善につながると考えています。

なぜ、化学物質を減らすことで改善するかの仕組みについてはそのうちまた書きたいと思いますが、柔軟剤などを吸い込んでいい気持ちにはならないですよね???


・・・とここまで書いて、この1月から始まったとあるドラマをみましたら、ドラマ内で洗濯物を干しながら「あーこの柔軟剤いい香りー♡」的なセリフがありました。

いい気持ちになれるんですね・・・。

CM含め1時間尺のそのドラマでは柔軟剤に関するセリフが三回ほどありました。スポンサーはホームケア商品を多数販売する企業・・・。

香りと認知症

動物にとって嗅覚は生存に直結します。我々人間も動物ですから、嗅覚は鋭く保つに越したことないのです。

そのドラマには認知症のお父さんが出てきますが、認知症をアロマで改善という研究もあるくらい、認知機能と香りは深く関わります。ふと嗅いだ香りに、昔の記憶が蘇った、という経験のある方は珍しくないと思います。

香りで認知症が改善することもあるけれど、人工的な強い香りにさらされ続けることで、逆もまたしかり、とは考えられないでしょうか……?


いろいろと詰め込みすぎましたので、今回はこの辺で。
今後は、リクエストの多い、クレイの使い方のイロハと、アトピーだった頃に何に気をつけたか、をぼちぼち書いていく予定です。

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