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喘息にクレイで集中ケア

昨年から約1年間、喘息の症状に苦しんできました。喘息とは1歳からの付き合いですが、大人になってからは季節の変わり目に時々発作が起こる程度でした。

しかし、この1年の症状は、私が知っている喘息の発作とは違うものでした。大きな発作ではないものの、深夜になると体がこわばりはじめ、呼吸が浅く苦しくなり、眠りも浅くなり、という状態が散発的に、でも慢性的に続きました。私の体は、慢性的に酸素が足りない状態だったと思います。背中の痛みが出るようになり、心配で内科を受診しましたが、喘息という名前以上のものは出てきませんでした。

そこで処方してもらった漢方薬が嘘みたいに効いて、それからは、月に数包の漢方薬をのみながら騙し騙し暮らしてきました。

クレイが大好きで、クレイすごい!と言いまくっている私なので、もちろんクレイパックも試しました。しかし、その時はあまり効果を感じられず、クレイを喘息時の選択肢から外しました。

しかし今年に入ってから、薬が効かないことがあり、夜も眠れない、昼も動けないという日がでてきて、もう一度試しにクレイを使うことにしました。

クレイが効かないのってどんな時?……と考えて至った答えは、クレイの量が足りない時、でした。

そこで、吸引力が定評のグリーンイライトを200g(かなり多い量です)を胸の辺り(鎖骨内側の下〜鳩尾の上あたり)に貼り付けて寝ました。本当は、患部に長時間クレイを放置しないのがセオリーですが、朝まで眠れるなら寝たいので、途中でクレイをとったりせず、そのまま寝ました。その晩、喘息発作は起きませんでした。

2日目の晩、グリーンイライトの在庫が減っていたので、吸引力は劣るものの、慢性的な症状には定評のイエローイライト150gをまた胸に湿布して寝ました。その晩も、喘息発作は起きませんでした。

3日目の晩、今度は、胸の辺りを温めてみようと思って、レッドイライトを110g、ペーストしました。その晩も、喘息発作は起きませんでした。

4日目の晩、クレイの種類は忘れましたが、90g分のペーストを湿布して寝ました。横向きに寝たため、クレイがずれて剥がれ落ちてしまいました。夜半に呼吸が苦しくなって目が覚めました。クレイの湿布ができなかったこと以外に、この日は、低気圧から高気圧に切り替わった日だったので、気圧の変化の影響もあると思います。(ここ最近は、高気圧になる時に呼吸が苦しくなる傾向があります)

5日目の晩、ホワイトカオリンを120g、湿布して寝ました。発作は起きませんでした。前日の経験で、クレイをしない=発作が起きる、という図式が自分の中でできかけていたため、クレイをしないことが怖くなり、その後二晩クレイ湿布をしたまま眠る、ということを繰り返しました。

呼吸に関連するツボなどは体のあちこちにありますが、今回胸に湿布したのは、実際に胸が苦しい広い面積でパックができそう寝ている間にズレにくそう家族の手を借りず自分でできる、という理由からです。

息子の咳がひどかった時にレッドイライトで湿布をした時の写真です
ガーゼに一度クレイをのせると、患部への湿布が簡単で、服も汚れないので便利です

クレイパックをしたことで、過敏になっていた気管支周辺が落ち着いたのか、その後はクレイ湿布をしなくても眠れるようになりました。台風が来るなど、私の苦手な気圧の変動もありましたが、喘息症状は出ず、頼りにしていた漢方薬も飲まずに過ごしました。

クレイの使用を1週間で止めたのは、深い呼吸をするたびに常に聞こえていた、ゼェゼェやヒューヒューが薄らいだからです。


通常のセオリーでは、クレイの作用が強力で、体に負担となることもあるため、
◎クレイのパックは週1〜2回にしましょう
◎長時間のクレイパックは反作用を引き起こす恐れがあるため避けましょう
と言われています。

今回はセオリー無視で使いましたが、そのおかげで、癖のようになっていた喘息発作を落ち着かせることができました。階段を登ると息がきれ、呼吸に雑音が混ざっていたこの一年が嘘のようです。胸の奥深くにあるゼェゼェを取り去りたい、と意図しての連日のクレイ湿布だったので、大成功と言えるでしょう。


ただし、私はこの10年以上、医療機関にほぼかかることもなく、薬の処方も喘息対策の漢方薬程度で、基本、自分で自分の体調をケアしてきました。自分の体で試してみるという習慣があります。良くも悪くもかなり我慢強くできています。そして、喘息に心底うんざりしていました。そのような状況から、セオリーを無視してクレイを使用することに至りました。


何が言いたいかというと、誰にでもお勧めする使い方ではない、ということです。特に喘息は、命に関わることもあります。


しかし、クレイが大好きと言いながら、クレイの力を(約1年も!)あなどっていたことを、大いに反省しています。クレイを贅沢に使って、お財布は痛いですが、クレイの力を再確認できて、大満足しています。


追記:喘息は、仰向けに寝るのが苦しいです。発作が起きると、ソファーで寝たり、枕や布団で背中が高くなるように調整しています。今回も、背中が高くなるように調整して、仰向けに寝ることができました。仰向けが辛い方は、ご家族の手を借りて、背中にクレイ湿布をするのがベターだと思います。

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