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202211_成果まとめ

 お疲れ様でした。大変にしんどい月でした。というか唐突に、会社を辞めることになりました(本当に唐突)。まあ、2月末予定なんですけどね。
 んー。なんでこうなったんだろーなーとか思ったときもあったのですが、でも今となってはまた前向きになって、自分の今後について考えるいい機会になったのかな、なんて思います。
 というわけで今月やったことをまとめました。ここでやっていることも、今よりもっと意味を見出してやっていこうかなと思うようになりました。


人文科学系


継続中✏️

・世界史
「Kaplan SAT Subject Test World History 2015-2016」
 アメリカの大学入学共通テスト向けのテキスト(英語・模試付き)を、 1〜2ページずつ読んでは日本語でノートにまとめるという途方もない作業。これ割とすごいことやってるのではと思い始めた。
 19世紀の欧米文化(52%)→イギリスの自由主義的改革(53%)


読んだ本📚

・Jonathan Lethem "Narrowing Valley" (THE NEW YORKER Oct.31, 2022)
 コンデナスト社の雑誌ニューヨーカー2022.10.31号の小説コーナーより。SF作家R.A.ラファティの“Narrow Valley"という小説を下敷きにして、作者が新しい話を書こうとするんだけど、それにまつわる個人的な記憶とかに邪魔されて、結局書き上げられない話。難・解。これあれね。メタ的なというか、構造自体が難しい系のやつね。作者はファンタジー書きのようなエッセイストのような感じらしいですけど、久しぶりにこういうの読んだなあ。まあなんか、中身の言いたいことは分からないでもないんですけど(作家論的なね)、構造を掴むのに精一杯で、ちょっと内容の深掘りまでは。無理。

・Annie Ernaux "Returns" (THE NEW YORKER Nov.14, 2022)
 同じくニューヨーカー2022.11.14号の小説コーナーより。ノーベル文学賞が発表された直後にその人の作品読むの初めてだょ。トクしたね。娘が一人暮らしの老母の家に帰省する話。短くて読みやすい。特に何も起こらない、娘と母親ってこんな感じだよね、をこまかーく描き込んである小品。お母さんにお花あげるのが、かしこまりすぎてるのとかちょっと分かる。前回の帰省で持ち帰り忘れた果物が、母親の冷蔵庫でぶよぶよの液体になってたとこで、「お母さんには優しくしてあげて😭」って思ったけど、優しくしてるつもりでも、お母さんの愛のが重いってことかな。

・Louise Erdrich "The Hollow Children" (THE NEW YORKER Nov.28, 2022)
 同じくニューヨーカー2022.11.28号の小説コーナーより。季節外れの吹雪でスクールバスが遭難して、運転手のおじいさん一人だけが生き残る話。おメンタルが死んでる状態で読んだので、ふぅん、という感じ。最後、幻想が混じってぼやぼやしてるので分かりづらいですが、子供たちは助からなかったんだと思います。あまりに掴みどころがなかったので調べてみたら、どうやら1923年4月に、ノースダコタで実際にそういう事故が発生していたそうです。んーそう考えると、ちょっと気になるジャンルかも。文章は短くてやや難。
…と思ったら2022年にも似たような現象が起きてたみたいですね。

へえー!(好奇心でちょっと生き返った)

・G.ガルシア=マルケス(旦敬介訳)『誘拐の知らせ』(ちくま文庫)
 1991年、コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルが自身の身の安全を政府に要求するために、ジャーナリストを次々と誘拐した事件のノンフィクション。昔読もうとして挫折したやつですね。正直これが読めるようになっただけでも己の成長を感じます。コツは初めの2章くらいで、全ての登場人物をメモることです(私は98人メモったところで、あ、もう把握したな、と思ったのでやめました) 。主要登場人物のマルーハ・パチョン(Maruja Pachon)やパブロ・エスコバル(Pablo Escobar)、パチョ・サントス(Francisco Santos)はネットで調べれば出てきます。それくらい有名な事件ということですね。それにしても、国全体を巻き込んだこれだけの大きな出来事を、一冊の本にまとめて、しかもこんなに開放的な読後感にしてしまうのだから、著者はやっぱりすごいですね。(追記:旦敬介さんて息子がリロイ太郎なんですか? 知らなかった笑)


自然科学系


継続中✏️

・数学
「チャート式解法と演習 数学I」
 いわゆる黄チャート。全然やってない。ちょっとお休み。
 実数解を持つ条件1(P122)→実数解を持つ条件2(P123)


読んだ本📚

・山岡耕春『南海トラフ地震』(岩波新書)
 他の本から興味が派生して読んだんですよね。地震の地学的な解説とか、南海トラフ地震における静岡〜高知の各県の被害想定などが書いてあります。別記事を2本も書いたので、もういいでしょう(食傷気味)。南海トラフは対象地域以外の人は、その後の経済的打撃が痛いかもしれません。


くらしと趣味


・水彩画
 某通信講座で受講中。第三回課題の、円筒形を立体的に描くやつだけやたら褒められた。絵心ないしもうやめようかなと思ってたけど、辛いときに絵筆をぺたぺたしてると無心になれるので、もうちょっと頑張ってみようかな、なんて。あと、水彩画やりたいってお友達がお家に来たので、道具を貸して一緒に描きました。そういうのも素敵だね。

あとがき

 先月から、会社に対して物申す集団を作ろうと画策していたのですが、結論から言って失敗しました。失敗したので、今度は一気に辞める方向に舵を切りました。この間およそ2週間です。早すぎて、自分でも何が起きたのかよくわかりません笑
 まあ、細かいことを言ったらキリがないので言いませんが、他の人には申し訳なかったなと思うし、反省すべき点も多々あったなと思うし、ただ自分自身は学んだことも色々あったし、結局こうなってしまったことは現実なので。今はもう完全に気持ちを切り替えて、次を考えています。
 でも本当に、会社なんて星の数ほどあって。4年ぶりぐらいにdodaに再登録したら見きれないほど求人紹介のメールが来ますし。こんな、ペラペラの経歴でも、最低限コードが書ければそら思った以上にいくらでもあるよなあという感じです。
 でも一番は、今回のことを通して、自分の身近な人たちの中に、応援してくれたり、仕事だけでない私の可能性を信じてくれたりする人がいて、それがわかったのが一番の収穫だったかなと思います。会社にもね、そのうちの一人がいますけども。正直会社の人たちではなく、会社そのもの、それだけが、私が25歳ぐらいのときに掴んで今も手放せてない腐れ縁なんだろうなと思います。
 なので、ちょうどこの機会にそれを断ち切って、自分のやりたいこと・できることを棚卸しして、一応おかねのことも考えて…そういう年にしていけたらいいなと思います。ほんとに…わかんないですけどね😂
 あと、辞めた後本当は3ヶ月ぐらい休みたいけど、求人見てると働いた方がいいよなって思っちゃう。


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