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ボストンで保活(1)保育料が眼が飛び出るほど高い

婚活、妊活ときて保活・・・保活の保は保育園の保です。念のため。

何カツ何カツって、いやー、ここ数年活動しっぱなしですホント。スーパー過活動状態。

とまあ、愚痴をこぼしつつも、新しい命を迎えるのに立ち止まってはいられないので、保活を開始しました。
出産5カ月弱前、1月から、ボストンにて保活開始です。
開始したといっても、まだリサーチ段階。職場の色んなママさん研究員に情報収集です。

産後どれくらいで職場復帰したの?って聞くと、6週間、2カ月とか言うんですよ。え?まじで?

その上、そんならどれだけ保育園環境整ってるのかと聞くと、ボストンでの保育料の相場は0歳時、週600ドルとかいうわけですよ。おい、まじか。月当たりのことを言ってるのかと思って耳を疑いましたが、ホントらしい。え?それって、月2400ドル以上ってこと!?またまた~、そんなこと言って~、と思ってネットで調べると、どこも軒並み高い。国の補助がないかららしい。しかも月2400ドルって割と良心的な方でした。ハーバード大付属の職員優先の保育園でも月2700ドル。払えるかいや!というか、日本の認可保育園の何倍なんよ!?

割とみんな、自分がそれくらい月給あったら収入プラマイゼロでも預けて働くらしいです。おまけに出産前日まで働いてたとか言うし。
どんだけ仕事好きだよ!

アメリカ人の仕事好き度といえば、聞いた話では、こちらでは結婚後有給の仕事をしていない、いわゆる専業主婦(夫)の方でも、家でじっとはしておらず、ボランティアとかで社会に貢献するのが一般的らしく。アメリカの人って、ほんと「家庭の中で」じゃなくて「社会の中で」自分が何者かっていうアイデンティティをすごく重視するんだな。と、こればっかりは文化の違いを痛感しました。

痛感しすぎて、話聞いただけでお腹痛くなってきたので、トイレに行きました。スーパー過活動腸管。食事中の人ごめんなさい。

いやでも、ボストンって、家賃も鬼高いんですよ。すごい狭い部屋でも光熱費込まないで月2500ドルとか平気でするの。そこに月2400ドルの保育料と、無給研究員の私、決して高くはない夫の給料、の要素を加えると・・・。
ほーら、もう未来にはHA・SA・Nの三文字しか見えません。

トイレから帰ってきて、念のため、「ちなみにナニーさんを雇うのはいくら?」と聞くと、ナニー、いわゆるベビーシッターさんの相場が、時間当たり40~50ドル+紹介所に払うお金+tax。1日8時間平日働いて・・・週2000ドル!?無理無理無理無理カタツムリだよ!!

ちなみに~・・・
子連れ狼みたいに、子供おぶいながら研究ってわけには~・・・?
と教授に聞くと、絶対ダメ、だそうです。だよね!だめだよね!変な薬とかあるし!

ここで一旦今までの状況をまとめると
「もう、スーパー何言ってくれちゃってんの、この人たち」ですよ。
こちとらなけなしの貯蓄を削って、2年間の期間を決めて留学してるのに、絶対2年間のうちに成果出さなきゃいけないから、そんなに長く産休は取れないし・・・
というか、この保育料が払えないなら帰国まで自宅待機やんけ!待機児童ならぬ、待機母・・・。まずい、状況がやばすぎて全然面白いこと言えません(いつもか)

はっ、そうだ!同じぐらいの子供のいるママ友達と交代で子供の面倒見るとか・・・!いや、そもそも私友達いないし!(悲しい現状を今思い出した)

ということで、今回はボストンの保育園のやばい状況をお伝えしましたが、何か状況を打開するいい方法を見つけないと、まずいです。調べると待機児童が出ないくらい、地域に保育園は日本よりめちゃくちゃ多いんですが、とにかく高い高い。アメリカ人のママさんも「これは高いよね~」と言ってるので、アメリカはアメリカで、日本とは別の問題を抱えてるんだな~と、思った次第です。
とりあえず、次回の日本人会で、色々な方に会って、何か方法を探ってみたいと思います。いまのところ有用な情報があんまりなくてごめんなさい。

そうだ、保活という意味では、こちらのお母さん方は新学期の9月に集団企業面接みたいな感じで、ボストン中の保育園が集まってプレゼンをする会的なのに参加するらしいです。
確かに、いちいちいろんな保育園にそれぞれ出向かなくていいから便利。流行りのモンテッソーリ教育とか、むにゃむにゃ教育とか、色々園の特色を出してプレゼンするらしいですよ。今年の9月に冷やかしで行ってみようかな。

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