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ボストンで保活その(2)見学に行ってみた。いいじゃんファミリーデイケア!

前回は通常の大規模保育園やベビーシッターさんは高すぎて無理・・・
という話でした。

アメリカの保育園って、料金は高いけど、星の数ほどあるので「保育園落ちた日本死ね」にはならないみたいなんですけどね。

つーか日本もアメリカもバランス悪いな!間を取ってくれよ!

今回は、近所の許可持ち保母さんが、自宅を利用して開業している、比較的安価な、ホームデイケア(ファミリーデイケア)という形態の保育園があるというのを教えてもらい、行ってきました。

店舗検索アプリYelp(わりと何の業種でも検索できる食べログみたいなやつ)ではホームデイケアやファミリーデイケアで検索しても、HPを所有しているような、大規模保育園の情報しかいまいち表示されませんでした。

なので、ホームデイケアを探すのに便利な、検索エンジンを教えてもらいました。これらは、通園可能な地域を郵便番号(Zip Code)で指定して検索が可能で、なかなか便利。

(1)Childcare Center US
【利点】
口コミが表示される。
存在しているデイケアはほとんど扱っている。
【欠点】
値段とか託児年齢等の条件が表示されないところも乗っており、都度電話で確認が必要。
1歳未満お断りとか結構あります。

(2)Child Care Choices of Boston
【利点】
値段や詳しい条件が表示される。
はじめからBostonに絞って検索ができる。
【欠点】
表示には条件があるらしく、限られたデイケアの情報しか表示されない。

さっそく検索をかけてみると、うちの徒歩圏内には
(1)Childcare Center US で9つ
(2)Child Care Choices of Boston でも2つヒットしました。

結構あるじゃん!
みんな軒並み定員が4-6人ぐらいなのが気になる所ですが。

さっそく口コミの高いところに電話をかけて予約。翌日に夫婦で午前休を取って見学&面接に行ってきました。

今回見学に行ったのは、この道25年超のおばあちゃんが一人でやっており、現在子供が2人、リミット6人、8:00-17:30フルタイム/週400ドルのところ。
日本じゃ考えられない値段設定だけど、大規模保育園の相場の2/3だもんなあ・・・

住宅街を歩いていくと、ありました。完全に個人宅で、小さな看板がかかっているのみ。おばあちゃん曰く「ここは先祖代々の家で、私も赤ん坊の時からここで育ったのよ~」とのこと。

玄関を開けると可愛いにゃんこがお出迎え。
子供大好きおばあちゃんという感じで、2時間見学したほとんどが、子供たちの写真&ビデオラッシュでした。愛情にあふれてるのはいいけど、さすがに飽きてきた・・・
でも、面接も兼ねているので、余計なことは一切言わず、おばあちゃんに促されるまま一緒にビデオを見まくりました。
ともあれ、仕事をさぼって、子供たちの幸せそうな姿を見るのは癒されます(おい)

家に引きこもりっきりかと思いきや、他の大規模園との交流会や、図書館の読書会など、おばあちゃんが毎週3人乗りバギーで連れて行ってくれるので、社会性をはぐくむのにもよさそうです。
子供が4人以上になったら、もう1人保母さんがヘルプで来てくれるなど、思ったよりケアもしっかりしていました。

テーブルにおばあちゃんの朝ごはんの食べかけのトーストが置いていたり、おばあちゃんがおもちゃの電源の入れ方をいまいちわかっていなかったりと、色々雑なところはありますが、そこは個人宅&アメリカならではなのかな~・・・まあ、保育園より月1000ドル弱程安いし、そのあたりは我々夫婦的には全然OK。

今年の8月から入園希望なんだけど、席の取り置きとかはできる?と聞くと
デポジット2週間分だそうです。800ドルとか超痛い出費だけど、確実に入れるならなあ・・・

今後も何個か回って考えてみたいと思います!

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