もろともに われをも具して 散りね花 憂き世をいとふ 心ある身ぞ
こんにちは。マリセラです。
タイトルにあんまりポップじゃない和歌を入れてしまいましたが、そもそも僕が和歌に興味を持った理由は人生に憂いを持ったからでして。
目指すべき生き方が分からず、色々あって出家しようと思ったりしたことがありまして。
でも僕は、型にはまる生き方ができないタイプなので。笑
高尚な志が特にあるわけでもないし、求道者のような生き方も無理だし、なんだかな〜と思ってるときに、西行さんという人を知りました。
この西行さんという方が、知れば知るほど謎めいてるではありませんか。
西行さんについては語りだすとキリがないし、諸説多すぎるので言及しませんが、"諸国を行脚し和歌を詠んだ人"という部分に僕は興味を持ちました。
僕は学生時代とか古典とか全然興味もありませんでしたから、正直どういう意味かもよくわからないけれども、なんか雰囲気でわかるような気がする。笑
みたいなところから始まりましたが、なんかこの西行さんが詠んだ詩の中に大切なことが書かれている気がしまして、いろいろ調べてみたり、最終的に山家集も買ったりしました。
その甲斐?もあってかは知りませんが、HAIKU秋の句で佳作賞を頂いたこともあったり。
すいません嬉しくて自分で言ってしまいました。笑
まあ、その西行さんの生き方に憧れたりするように次第になってきまして、一時期は西行さんの出家前、間も無く出家する時、出家した直後、などに詠まれた和歌に集中して心奪われた時期もありました。
"世の中を 背きはてぬと 言ひ置かん 思ひしるべき 人はなくとも"
"惜しむとて 惜しまれぬべき 此の世かは 身を捨てゝこそ 身をも助けめ"
"身を捨つる 人はまことに 捨つるかは 捨てぬ人こそ 捨つるなりけれ"
"鈴鹿山 うき世をよそに ふり捨てて いかになりゆく わが身なるらん"
西行さんの話をしてる間にも、登って行ってます!笑
上千本は、間も無く。
はい。もう着いてますね。笑
あとは奥千本、西行庵を目指すだけです。
とりあえずこの辺りで、フランクフルトとポカリスエットで休憩します!
お疲れ様でした!
マテリアルです。
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