フェミニスト批判というブーメラン

反論というか意見を頂いたのでこちらからもアンサーを返してみる。

一人一派への2つの指摘

フェミニズムが一人一派という問題を指摘なさっている。フェミニストが「オタク男」に対して不公正であるとする指摘は以下の2点だと思う。

守備者に多方面から無差別に重層的に攻撃を仕掛け続けることで最終的に叩きのめすという方法である
左派リベラルは右派の電凸はルール違反だと言って非難し、禁止しようとするけれど、自分たちが電凸することは「正義だから構わない」というわけである

第一の指摘はブーメランである

私の反論は単純で、同じことを「オタク男」もやっているというものだ。私が見た萌え絵擁護派の主張は人によって大きく異る。局部の露出を含めて公共の場でOKとする者もあれば、局部さえ見えていなければOKとする者もある。下着はOKとか着衣ならOKとか人によって基準が違う。

また、岐阜県青少年保護育成条例事件の判例によりゾーニングは不適とする意見もあれば、同判例についてゾーニングは問題ないとする表現擁護派もいた。人によって基準がブレるし、整合性は担保しないのである。

第二の指摘もブーメランである

次に「電凸」等の批判行動について述べる。「オタク男」側は、萌え絵批判派のJAや日赤に対する抗議を激しく批判したが、一方で自分たちも『銀英伝』騒動で社会学者に抗議を行った。同じことをやっているのである。

誤解はあるけど対話していこう

頂いた指摘は、フェミニストや萌え絵批判派だけにあてはまることではなく、誰にでもどの陣営にでもあてはまることである。似たような話を本日別のnoteにも書いたのでこちらも参考にしてほしい。

統一見解を持つ陣営など絵に描いた餅である。自身にもできない幻想を相手に求めるのはやめて、建設的な議論をしていこう。



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