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第2回『最愛の人と出逢う「恋のしつもん」最高の関係になる「愛のしつもん」』マツダミヒロ

私は今結婚したい人たちのコミュニティーにおいて

「自分をよりよく成長させたい!と思っている方々に対して、アカデミーという場で「深い関係を築くためのコミュニケーション」のセミナーをしています。

以前、どうやったらもっと婚活中の皆さんにわかりやすく理解してもらえて実践してもらえるだろうか・・・

試行錯誤していた時、こんな言葉に出会いました。


「アドバイスで人は変わらない。

相手の気づきを引き出すのは質問だ。

他人を変えるカウンセリングはできない」


がツーンときました!!

わかっているつもりでしたが、
ついつい教える(Teach)になっている、そして、目の前の人を変えようとしていた自分に気づかされた印象的な言葉でした。


「質問」となればマツダミヒロさんだよね!と思ってこの本をキンドルで探して読んだのが、この本との出会いでした。


第2回 最愛の人と出逢う「恋のしつもん」最高の関係になる「愛のしつもん」


せっかく最愛の人と出会っても、短期間で終わってしまうことって多くないでしょうか?

それはどうしてなのか?と思うと、相手に気持ちを聞くことなく、勝手に自分で相手の思いを推測して自滅していたことが多いように思います。


私が恋愛や結婚のご相談を受ける際にも、

「それ、相手に聞いて見たらすぐじゃない?」

ということがあまりにも多いのが実感です。

相手の気持ちや答えを聞かないことで、すれ違いは起こるのです。最初は小さくても、その積み重ねが大きなすれ違いになってしまうのです。

相手の気持ちを知るには、しつもんして聞くだけです。


通常のパートナーシップの本は、「こうすべき」というような内容に終始している気がします。

でもこの本は自分らしい恋愛や結婚のパートナーシップってどんなことが必要なのか?という視点から考えられるように、質問が用意されています。

そう、答えは一つではない。自分なりの答えを見つけるための手段がこの「質問」なのです。


最愛のパートナーと出会うためにすることは?


パートナー探しをしている人にとって、この質問は皆さん知りたいことのはずです。

最愛のパートナーと出会うためにすることは3つです。

1.本当の自分を知ること
2.どんな人を心から求めているかを知ること
3.自分を磨き続けること

自分に質問し、この3つを明確にすることで、 最高の出逢いが生まれます。
自分がどんな人かがわからないと、自分を信じることもできにくく、自信が持てません。そして、どんな人を求めたいかもわかりません。
どんな人と出逢いたいかがわからずに、いい恋愛はできるでしょうか?
私を愛してくれればどんな人でもいいと思ってしまうこともあるかもしれませんが、あなたは心から求める人と出会うことができます。
そのためにどんな人が自分にとって最高のパートナーなのか、答えを見つけてみましょう。そして日々自分を磨き続け、あなたの中にある美しさを引き出していきましょう

私が行っているアカデミーでは、自分にあった人と出会うために何を行うといいのか?という1年間の行動カルテを作成しています。

その際に、

性格、対人スキル、恋愛コミュニケーション、自分に合う異性のタイプ

というように4つの診断を行っているんです。

その結果を見ながら、自分ってどういう人間なのか?が浮かび上がってくるわけです。

その上で、必要なコミュニケーションの講座を受けていただき、実践の中でご自身を成長させていかれています。

まさに、マツダさんが書いてくださっている通りに、パートナー探しの準備を組み立てています。


たまに自分を知る過程、自身を磨く過程において、何のためにやっているのかの目的を見失いがちになります。

その際に、改めて目的に立ち戻るための3つのポイントであるなと、改めて見直していた章でした。


パートナーシップをさらに深めるためには?


いよいよ私自身がより関心があり、学びを深めたいポイントです。

パートナーシップをさらに深めるために 
     
1 当たり前で見えなかった感謝を見つける
2 見たくないところに向き合う
3 これからの未来を共に作る

感謝すべきところで感謝を忘れる、労うべき出来事でも何も伝えない。そんな小さなすれ違いが気が付いた時には大きなすれ違いに発展してしまいます。
・ほめてあげたいのはどんなこと?
・どんな時に相手に怒りを感じるか?
・感謝している部分は?
・2人で話す時間をいつどんな風にとりますか?
・2人でどんな未来を作って生きたいですか?
・2人で誰かを幸せにしたいですか?
・相手が喜ぶ事はなんですか?
・どんな生活ができれば理想ですか?


「こういう内容をじっくりとパートナーと話す機会を取るには、どうしたらいいだろう?」

これが自分自身に対しての質問です。

大事なことをつい先送りにしてしまう癖をやめたいですね。

最後別れが来るその日まで、しっかりと目の前の相手を愛し尽くすために。。。


ケンカをしてしまった時、自分への的確な質問は?

「パートナーと仲良くなりたいですか?それともパートナーに勝ちたいですか?」

これ、パートナーとケンカをしてしまったり、言い合いになった時・・・。私には本当に必要かも!と思った質問です。


ついつい相手をどうしたらいい負かせるか?と勝とうとしていた自分がいましたもの。

本当の目的は何かを冷静に考えてみると、完全に本当の目的を見失ってますよね。

皆さんもあるんじゃないでしょうか?


人を変えるより、自分を変えた方が早い。

確かに自分が変化することは怖いという思いが出て来ることもありますよね。

たとえば

・今まで一度も謝ったことがないのに謝ってみる
・今まで伝えたこともないのに感謝の言葉を伝える
・自分が悪いと思えないのに自分の行動を変える

→これが一番の難関だったりしませんか?私はそうだったと思います。

でも、ある時からこの方が早いし、イライラもしないし、なんて精神衛生上いいんだろうって、この癖がついてきました。

相手を変えようとすると変わらないけれど、自分が変われば相手も変わるのです。

「自分のどこを変えますか?」


この本も、もっともっとご紹介したい部分がたくさんありましたが、長くなってしまうので泣く泣く削りました。

それでは今宵はこの辺で失礼します!

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<プロフィール>

クレーン 美幸(Miyuki Crane)

・結婚したい人のコミュニティー マッチモア アカデミー校長
・クレーン式コミュニケーションスクール主宰


神戸・東京の企業にて人事採用・教育研修業務に長年従事、2006年にイギリス系日本人男性と結婚。現在結婚14年目。

大学卒業後、神戸のアパレル企業、東京の教育人事制度コンサル、英会話教室など大手企業等に勤務。人事・教育研修、マーケティング、広報などの仕事に従事。

7年間結婚相談所を運営し、会員のほとんどが約6ヶ月の婚活期間での成婚を出してきた。

「大学中退の人は嫌です」「転職が多い人は嫌です」「ご両親が離婚している方は避けたいです」「年収が●●万円以上でないと嫌です」

というような、その人の本質を見るよりも、条件での結婚相手選びの環境提供をしていることに違和感を感じたことで、
「条件ではなく、その人の価値観や本質を見ていく婚活」を勧めたいと決意。

新しい時代にあわせて、令和スタイルに恋愛観をアップデートした結婚の新しい価値観をつくっていくことを目的に、「結婚したい人の結婚コミュニティー」を運営中。

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