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ベルギー🇧🇪から犬猫達4匹と帰国する際起きた想定外の出来事🐶😸😸😸🇯🇵

今から8年程前の事。

私達家族はベルギーから日本へ帰国するの為様々な手続きを経て、漸く帰国の日を迎えました。

帰国の日の早朝、ブリュッセルのホテルでのんびりベッドの上で寛ぐ白猫ビアンカ姫、黒猫ネロさん、黒猫ナイトさん、そしてミックス犬ルナさん。
4匹も私たち人間も、この後起こる想定外の事をまだ知りません。

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日本へは帰国ではなく連れて行かれる運命の、ベルギーで家族になった黒猫ナイトさんは、移動を一番怖がって緊張していましたが、ビアンカ姫やネロさんから「大丈夫、4匹ずっと一緒だから。」と励まされていました。心配そうにホテルの外の様子を見つめるナイトさんを温かく励ますビアンカ姫。

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ネロさんに「飛行機って怖くない?日本ってどんな国?」と尋ねているようにも見えます。「俺がついてる、安心しろ。」と、ネロさんはどっしりと答えているようにも見えます。

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ブリュッセルの空港に到着し、先ずは乗り継ぎ先のフランクフルト行きの飛行機に荷物を預け、動物達4匹も預けようとしましたところ

「この4匹を飛行機に乗せるのは無理ですね。」

と、ルフトハンザグランドスタッフのお姉さんが信じられない事を仰います!

「え?!無理って、如何いう事でしょうか?検疫所ではOK頂きましたし、日本からブリュッセルに来る時もフランクフルト経由でしたが問題なく家族全員一緒に来られましたが。。。」

と言うと

「来る時も4匹でしたか?」

と、お姉さん。

「いえ、来る時は3匹でした。ブリュッセルに住んでいる間に1匹増えまして・・・」

「4匹は無理なのよ。動物はひと家族3匹までしか乗せられないの。」

と、お姉さん。

・・・確かに11年前日本からブリュッセル到着時は⬇️此方の3匹でした。
今は天国にいる黒猫ネロさん、ミックス犬ルナさん、そして現在御年12歳となった白猫ビアンカ姫。

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帰国時はナイトさんが家族に加わり4匹に⬇️🐶😸😸😸

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「あの!この飛行機って、動物連れのご家族多いのでしょうか?」

と、訊ねると

「動物連れはあなたたち家族だけよ。」

と、ルフトハンザのお姉さん。

「でしたら空いてるスペースありますよね?てかガラガラですよね?
ひと家族3匹までだなんて言わずに4匹乗せられませんか?」

無理を承知でお願いする私。

「規則ですから。ごめんなさい。」

・・・・・。

呆然とする人間達。

何も知らず4匹一緒と思っている動物達。

あまりにも想定外で頭の中が真っ白な私。

「・・・でしたら家族がふた手に分かれて、例えば人間2人ずつ、動物2匹ずつに分かれてなら乗れるという事でしょうか?」

と、夫がお姉さんに確認すると

「それなら可能です。次のフランクフルト迄の便は・・・空席あります。」

との事。

「 だったら先に俺とミア(娘)が2匹と一緒に飛行機に乗って、後の飛行機でかーさんととーさんが2匹と一緒に来ればいいって事だよ。」

と息子。

「ちょっと待って、勝手に決めないでよ!私お母さんと一緒がいい!兄貴と2人でフランクフルト迄なんてやだよ!」

と、娘は反論。

「そうやっていつまでもかーさん独占してないで、少しは夫婦水入らずにしてあげようって親孝行できないか?」

ああまた凄まじい兄妹喧嘩が始まるわ😩と思いながら

「そこまで気を使って貰わなくてもいいわよ(笑)、私は誰でも同じくらい大好きだし、一緒に乗る?」

と、娘に訊ねると

娘「いーよ。フランクフルト迄は兄貴で我慢する。その代わりフランクフルトから日本迄は私の隣ね、お母さん🥺 兄貴から一番遠い席がいい😤」

息子「言われなくてもオマエから一番遠い座席にしてもらいますよ〜🤪」

という事で、先に子供達2人と白猫ビアンカ姫&黒猫ネロさん、その後の便で私と夫、そして黒猫ナイトさん&ミックス犬ルナさんでフランクフルト迄行く事に。

待ち合わせ場所は荷物を受け取る所ね、という事になりました。

話は通じるか如何かはさて置き、動物達にもゆっくり事情を説明しました。

「ごめんなさいね、事情が変わって飛行機ふたつに分かれてフランクフルト迄行かなければならなくなったの。ビアンカはネロさんと一緒がいいわよね?ナイトさん、飛行機に乗るのは初めてで緊張して怖いでしょうけど、フランクフルトまではすぐだから、ルナさんと一緒で大丈夫?」

ビアンカ姫は「ネロさんさえそばにいてくだされば、わたくしは平気よ」という返事のように感じました。ネロさんは「俺はビアンカが安心ならそれでいい。」というような表情に感じました。

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ナイトさんは初めての飛行機にとても緊張して心配そうでしたが、最年長のルナさんと仲良しなので心強かったようです。「何かよくわからないけど、信頼するルナさんがいてくれるなら頑張るわ。次に乗る飛行機は4匹一緒なのよね?」と言っているように感じました。

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子供達はビアンカ姫&ネロさんと一緒に先の便でフランクフルトへ。
子供達が飛行機に乗る様子が見えます。⬇️

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動物達は空調設備の整った動物専用室へと移動されます。

こんな感じで動物専用室に運ばれて行きます⬇️クレート(ケージ)も決まっていて、その子その子の大きさで、クレートのサイズが変わります。

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子供達二人とビアンカ姫&ネロさんを乗せた飛行機は、先に飛び立って行きました。

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次の便で私と夫、ナイトさん&ルナさんでフランクフルトへ発ち、フランクフルトに到着すると、荷物を受け取る場所へ行き、既に椅子に腰掛けて待っている子供達やビアンカ姫、ネロさんの姿を見てホッとしました😭

途中、想定外な事はありましたが、フランクフルトからは家族全員、一緒に日本へ帰国する事ができました🍀 久しぶり日本に到着した時の写真⬇️。
無事動物達4匹と荷物と一緒に帰国しホッとして、空港のコンビニへ走り、数年ぶりの日本のみたらし団子を食べたらめちゃくちゃ美味しかった😭
日本迄の飛行機の中も、動物達は我が家の4匹だけだったようで4匹皆ゆったり寛ぎながらのフライトだったようです。

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飛行機にもよりますが、ローカルな小型飛行機はひと家族に動物3匹までなんだな、と、勉強になりました😹😹😹

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黒猫ネロさん、ミックス犬ルナさんは、帰国後何年かして天国へ旅立ち、その後、黒猫ゾロ君、ホワイトシュナウザーのレナさん、そしてフェレットのミミちゃんが新しく家族になり、現在に至ります✨

有難く頂戴致しましたサポートは、動物保護施設への募金及び易経研究の為に使わせて頂きます💓