射覆 その１〜 水沢節 九二 ヒントは飲み物

前回、『射覆　〜　はじめに』を記事にしてから、もう3ヶ月以上経ってしまってますね😅 
 実は『星マリアのイーチンオラクルカード』完成後、折角素敵な泉麗香さんとご縁を頂けたのだからというところから、更に作ってみたい物がふと浮かんでしまいまして、麗香ちゃんにご相談＆イラストのご依頼をしまして再びそのふと思い浮かんでしまいました「作ってみたい物」を作成スタートしたのですが、それがまた作り始めてみるともんの凄く大変な物なのだと改めて知るところとなり、険し過ぎる道程に愕然としながら、それでもああでもないこうでもないと無い知恵を絞り考え、日々頭の中は作品作りの事でいっぱいになって爆発しそうです💦  が、この年になっても寝食忘れて没頭できるという事は、大変嬉しく楽しいのです💓　（何より大好きな麗香ちゃんと再び一緒にお仕事ができる〜❤️という幸せがもう😻💕💕💕）　はい、勿論作成スタートさせた「作ってみたい物」は易経関連のものです☯️ （それしか私には作れない）
形になるか如何かは謎ですが、この作って行く過程が楽しいのですよね🎶
カード同様、数年後に完成予定です✨

で、前回の『射覆　〜　はじめに』の記事が此方⬇️でした😊

「30年以上昔、私が20代だった若い頃、研究会の最後の方では射覆が行われ、私は其々の先生方のご意見に興味深く耳を傾けながら、読みの浅い知識ながらも夢中になって参加し、中の物を卦の説明と共に言い当てられた時はとても嬉しかった事を覚えています。的中云々よりも、易を理解する為の勉強にとても役立ち、特に「象」の追求に大変役立つと思います。」と、書かせて頂きましたが、今回はその当時の様子を思い出しながら書いてみようと思いました☯️　

私がまだ20代の若かりし頃、易を学んでまだ２〜３年程経った頃でしたでしょうか。私は基本、研究会ではあまり目立った質問や発言はせず、おとなし〜くしておりましたが（子供の頃から朝が弱く、特に午前中の研究会は頭がボーッとする中頑張って先生のお話に耳を傾け、ノートを取ったりしておりました）、研究会の最後の方で行われる射覆には積極的に参加しておりました。その私の変貌ぶりに周りはドン引きしていたと思います💧（夕方頃から異常に元気良くなるのですよね💦それは今も変わりません。調べてみるとどうやら私は超夜型のクロノタイプオオカミらしいです🐺）

特に覆われた中身がアルコールかも？と思うと即座に手を挙げ積極的に発言し始めました。何故なら当時は無類の酒好きで、底無しに飲んでいたからです。（飲んでも泥酔したり記憶を失ったり、二日酔い等の経験は一度もなく、ホワンとほろ酔いになった頃、お手洗いに行きたくなり、シラフに戻る、の繰り返しで、大変燃費の悪い体質でした。）
さて、その様な中、研究会では射覆の時間となり、覆われた物が出て来まして、「ヒントは飲み物です。」との事、私はすぐに立筮すると、

「ハイ、ハイハイハイ！それ、中身はアルコール・・・・で、そう！ワイン、ワインです！！！」

と、即座に手を挙げ大声で答えましたところ、もう一人の大先輩の先生も

「私もワインだと思いました。」

と、私に少し遅れて横から静かに手を挙げて仰います。

「先生は何の卦を得られてそう思われました？じゃあワインの色は？」

と、私は先生に訊ね、

「色ですか？色はですね、え〜と・・・」

と、その先生が考えている隙に

「白！白ワインです、それ！違いますかね？！」

と、私は張り切って答えました。

すると問題を出された先生はニッコリ微笑み

「はい。的中！」

と仰りながら覆いを取り、中から美味しそうな白ワインが出て来ました💓

「やったぁ〜〜〜！白ワインゲット〜〜〜！😆🍾💕✨」

と、大喜びでガッツポーズと共に白ワインを頂いた、という事がありました。嬉しい思い出です。

私が立筮で得た卦は水沢節の九二でした。

さて、何故私は水沢節の九二で「白ワインだ！」と思ったのでしょう？