★色彩マジック★

color, またはcolour（色彩）は、ラテン語で「隠す」という意味の、celareから派生しています。
英語でも色彩の隠れた面を表わす表現が多々あります。例えば、「真っ青になって震えた」　「真っ赤になって怒った」「腹黒い」という表現がありますよね？　何故其々、その色なのでしょう？　

人は色を見ると、無意識のうちにある種の感情を連想するといいます。私の場合、その感情が強いあまり、人のオーラを感じとってしまうのかもしれません。　オーラはさておき、貴方が日頃、何気なく選んでいる服の色、カーテンの色、テーブルクロスの色には、無意識のうちに何かを連想するはずです。色は人の気分を揺るがし、元気にさせたり、不安にさせたり、疲れさせたり、癒させたりします。　そこで、殆どの日本人に似合う色で、これからもどんどん使って欲しい色の特徴とその色の持つパワー、人に与える影響を書き出してみようと思います。貴方ががより素敵になるため、イメージアップに新しい色も試していただきたい、そう願います☆

【赤】

時間の経過を忘れさせる色です。短時間でも充分過ごせた錯覚が起きす。　賭博で成り立つカジノや、　身近ではマクドナルドのようなファストフードなどは、赤が沢山使われています。　そして、もう一つ大切なのが、赤は元気の源色ですので血行を良くし、食欲を増進させてしまう色です。食べ物を美味しそうに見せる効果があるのです。　ですからダイエット中の方に赤のテーブルクロスはお薦めできません。

※貴方が赤を着た時のメッセージ※

自己表現ができる強い意志の人。とても人間味溢れ、本質的に気持ちが暖かい人。情熱的な人。元気な人。　


【ピンク】

ピンク色のコスメパッケージを使うとよく売れるというお話を聞きます。　女性はピンクの包装紙が大好きですね。ピンクの箱に入っているケーキは美味しそうに見えます。赤と並び、ピンクも良い香りがあるような錯覚を持たせます。ピンクは女性にとってアピーリングパワーNo1。女性ホルモンを活性化させる、女性らしさがにじみ出る色。皆の心を温め、懐かしい気持ちにさせる不思議な色です。

※貴方がピンクを着た時のメッセージ※

世話好き。他人に対して責任を感じる人。心豊かで優しさを持ち合わせた人。安全な人。柔らかな印象。

【黒】

時にネガテイブなイメージになったり、ソフィステイケイトされたイメージになったりと、極端な色です。高級感のある色という反面、人に威圧感を与え、意気消沈させるのもこの色。お葬式の時以外、まわりの色とのバランスを考え、量を加減して使わなければなりませんね。頭の先から靴まで黒ずくめでは、誰ともコミュニケートしたくないと表現しているように伺えます。

※貴方が黒を着た時のメッセージ※

格調高く、セクシーな人。神秘的な人。黒ずくめの時は自信のない人。　暗い人。

【白】

明度が最も高く際だつ色です。日本人のお気に入りの色です。白を顔の周りに持ってくると、顔色が良く映ります。特に写真を撮るときは、白いトップスが美人度アップさせてくれます。浄化力の強い色でもあり、魔除け作用もあります。体調不良の時、白を着ると改善されるようです。
　　　　　　　　　　　　
※貴方が白を着た時のメッセージ※

毅然としている人。孤独を愛する反面、寂しがりや。献身的な人。清潔でピュア。正義感の強い人。

【ネイビー】

彩度の低い色です。他の色があって、はじめて際だちます。人の血圧を下げ、冷静さを与えます。赤とは反対に時間を短く感じさせます。　大切なミーテイングなどにブルーを着ると、気持ちを落ち着ける効果もあります。ビジネスにパワーカラーですが、女性が多用すると、血行を悪くし、冷え性に。逆に夏の暑い日に着ると涼しげで良いですね。

※貴方がネイビーを着た時のメッセージ※

威厳、自信に満ちている、近寄りがたい。冷静で品がある。頭が良さそう。
安定している。頼れる。

【緑】

カジュアルでフレンドリー。安全と平和を表す色です。　気持ちが和む色なのです。ただ、オリーブグリーンや褪せた葉の色は、ほとんどの日本人の肌色を悪く見せてしまいがちです。　顔のそばには持ってこない方が良い色です。白と上手に組み合わせると、とても綺麗に纏まります。

※貴方が緑を着た時のメッセージ※

安心して相談ができる人。勘が鋭い人。平和主義者。お茶目で明るい人。(黄緑)　

【紫】

日本では、紫は最も大切で高貴な色とされてきました。何故なら草の根から染めるのに大変な手間と時間が必要だったからです。　日本人には肌映りの良い色だと思います。特に、紫と黒の組み合わせは幅広い年齢層に似合いますね。高貴な印象の色ですのでセクハラ防止作用もあります。何かと雑用を頼まれやすい人は、紫を着ると頼まれにくい印象となります。

※貴方が紫を着た時のメッセージ※

感受性豊かな人。人とは違ったことに興味を持ち、追求する人。神経質、芸術性に溢れた人。神秘的な人。品のある人。

【黄】

暖かく楽しい色です。　暖色系のNo1。　古代エジプト、ギリシャ、インドでは癒す力があるとして、カラーセラピーに使用されていたそうです。　鬱状態の患者を元気にさせたと言われています。　ルネッサンス時代に、かのレオナルド・ダ ビンチは、「白は光、緑は水、青は空気、赤は火、我々の住む地球は黄色で代表しよう」と言っています。鮮やかな色だけに、分量に気を配らないと、人の目を疲れさせます。金運向上にも一役かってくれる色で有名ですね。

※貴方が黄色を着た時のメッセージ※

明るく笑う朗らかな楽しい人。ベストコミュニケーターで、場の雰囲気を盛り上げる人気者。カウンセラー的な、暖かい心の人。　自由で楽天的な人。

【オレンジ】

彩度と量のバランスに気を配れば、黄色や赤と同じく、場の雰囲気を盛り上げて楽しくしてくれる明るい色です。 特にサーモンピンクとピーチカラー、コーラルは、日本人の肌色を美しく映してくれる効果があります。人を活動的にするので、気分が乗らないときは、オレンジのブラウスを着たりバッグを持ったり、この色の花を生けて気分転換を図りましょう。オレンジ系は人をおしゃべりにさせる効果があります。出会い運をUPさせる色で、人間関係を円滑にする作用がありますので、接客業をされている方におすすめな色です。

※貴方がオレンジを着た時のメッセージ※

独立心が強いと同時に人の世話も積極的にできる人。活気があり、始めたことはやり遂げる主義の人。明るく楽しい人。　会話が弾む人。