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COVID-19回復者の抗体測定に参加

5月2日の東京新聞「<新型コロナ>求む回復者の血しょう 変異株感染者に投与、重症化防ぐ?! 全国の研究機関が呼びかけ」。

羽海野チカさんのイラストで記事に気づきました。ホームページ「COVID-19回復者の抗体測定・血漿採取の参加者募集」にアクセス。どうやら二段階で、1回目は血液検査(スクリーニング検査)をして、抗体が十分あると認められた場合に2回目の血漿提供に進むという。新型コロナ陽性が世の中に役立つのならという気持ちと、自分の身体に抗体があるかどうかを知りたいという思いで、申し込むことにしました。この時点で、予約できるのは1か月先の6月。平日のみなので、午後に休みを取っていくことにしました。

Webからの申込みの後、日ごろ服用している薬などの確認をメールでやり取りしました。当日持参するのは保険証と新型コロナ陽性となったことがわかる書類。

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いよいよ当日。15時からの約束でしたが、14時半には国立感染症センターに着いた。上記写真の「国立国際医療研究センター」の中にある。まず、「初診受付」で手続き、診察券を作成。その後、人間ドックセンターに行き受付。そして担当の方と挨拶。問診票のようなもの(両面)に記載。オモテ面は年齢や住所、新型コロナの発症日、検査した日、主な症状、後遺症、感染経緯など。ウラ面は今までの病歴、行ったことのある海外、感染症、服用している薬などなど記入。その後個室に通され、研究についての動画を見ながらの読むようにと冊子を渡される(事前に送られてもいたのですが、見る時間が取れなかった)。そして、問診票を見ながら、口頭での確認。感染経路については「不明」と書いた人が最も多いのだとか。また、私は症状が重くなかったので、抗体はあまりないのではないかとの問いに、その可能性はあるが、若い人で全く症状がなかったという人でも、抗体がものすごくあったという例もあるので、人それぞれだという。その後、研究への同意についてサインし、研究側は医師がサイン。そして、3階の採血室、2階の生理検査室で心電図検査(通常は心電図→採血の流れのようだが、採血室が早く閉まるからだとか)。血液は10本ほどの試験官に50CCほど。

次の血漿提供の手続きに進むのは、5~6人中に1人程度だという。また、今日から2~3週間後には抗体の量などについての今日の検査の結果が送られ、次の血漿提供の手続きに移る方については電話やメールなどで連絡があるという。

全部終了したのは16時過ぎ。抗体が十分あるといいな。このような研究も大事だけど、抗体の検査も、PCR検査なども、希望すれば誰でも受けられるようになるとよいのにと強く思いました。

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