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今年は日本酒づくりも学びます〜

この度麒麟山米づくり大学に1期生として入学しました!
4月のオンライン顔合わせの後、昨日は現地での入校式と田植えがありました。とってもワクワクする大学です、頑張ります!

「やっぱりいつもの麒麟山」

麒麟山酒造さんは新潟駅から電車に揺られること約一時間半、阿賀野川沿いの阿賀町に構える酒蔵です。県内出荷が9割、その半分以上を新潟市が占めているという、地元にとっても愛されている酒蔵さんです。

新潟駅のぽんしゅ館前にて、旗を発見!

特徴は、米作りからすべて行っているということ。使用するお米は阿賀町産100%という徹底ぶりです。飲み飽きしない、日常にいつも寄り添うお酒を作りたいとの想いから、キャッチコピーは「やっぱりいつもの麒麟山」。地元の方に毎日飲めるお酒として愛されているなんて、なんて素敵なのでしょう…!

米づくり大学がスタートしました


地元密着で米作りからこだわっている麒麟山酒造さんだからこそ生まれたプログラム、米づくり大学。

ワイン醸造を高校でやってみて、ワインの見え方見え方が随分変わったように、同じく大好きな日本酒も一から作って学びたいという思いがずっとありました。それもご縁があって去年新潟大学の方々に新潟のお酒について講義を受けたところだったので、その新潟で酒造りが学べることになりとても幸せです。

早朝に立ち寄った白山神社にて。
新潟の酒蔵の多様さが垣間見えます。

13:00 いよいよ入校式!


最寄りの津川駅まで車で迎えにきてくださり、麒麟山酒造さん本社へ。会場の2階に上がると、正面の窓が額縁のように川向うの山を切り取る、美しいロケーション。(この凛々しい山が麒麟山だと後で知りました)
まだ緊張気味だったので写真がありません。(笑)
学長が入学証書と学生証を手渡ししてくださいました。コロナで大学の入学式はなかった世代なもので、初めて経験する大学の入学式だ!とうるっと来てしまったのは内緒です。

14:00 初授業は田植え!

着替えて本日のメインイベント、田植えへ。今日皆で植えたお米を秋に皆で収穫し、冬には仕込みも経験できるのです、ワクワクです。
東京ドーム3個分以上所有されている田んぼの中から、8Rと小さめの田んぼの田植えを完了することが本日のミッション。

高校生以来4年ぶりのつなぎスタイル

ワイン醸造の授業で使っていたつなぎを引っ張り出してきたのでガチ農業スタイルだった割にはかなり田植えスピード遅い方でした…(笑)
田植えは初めてだったので、稲の苗を深く差しすぎず、倒れないように植えていくのが結構難しかったです。田んぼを植え終わり水を入れて鏡のようになっていくのを見て、こうして5月の美しい光景ができていくのかと感慨深かったです。倒れず元気に育ちますように〜!

18:00 懇親会


温泉に連れて行っていただいた後、本日のお楽しみ?な懇親会です。皆の共通点は「日本酒が好き」なことなので楽しくないわけ無いですよね〜!

麒麟山さんの定番、「伝統辛口」は外せません

今日田植えを教わった方のお宅へお邪魔しました。囲炉裏があって、総勢20名以上がすっとおさまってしまうのだからすごいです。めったに体験できない、素晴らしい会場をご提供くださり感謝です。
そして手作りの山菜料理の数々…全て美味しかったのですが特に好きだったのがこの写真に写っている「ミズ」の炒めもの。初めてだったので聞き間違いかと思ったのですが、翌朝産直で発見してこれか!と。揚げとかつお節との炒め煮のように料理してくださって、箸が止まりませんでした…

そして解説を聞きながら飲む麒麟山さんのお酒のおいしいこと。机を囲んで語るお話までもおいしい。
「日本酒と人々の距離を近づける」ことが酒造りを通して果たしたい目標だと語られてた社長(学長)の言葉が印象的でした。毎日自然と手に取るお酒だったらいいなって。
私も冷蔵庫に麒麟山さんの伝統辛口を常備することからはじめようかしら。あの伝辛レモンサワーが毎日飲みたい。 

今年は日本酒の年と題して頑張ります!

参加者の方々も運営の方々もそれぞれに想いがあって素敵な方ばかりで、酒造りを学べるのはもちろんのこと今後1年関われることが嬉しい幕開けでした。
今年は自分にとっても日本酒の年にして、この環境にいるうちにいろいろやってみたいな。
よろしくお願いします!


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