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小説のタネにみんなで水をやるのがいまどきの育て方らしい

 一つ話を書き終えて、インプット期に入っております。
 ツタヤにコミックレンタルしに行きましたら、異世界の『こ』の棚に「後宮」から始まる異世界コミックが五種類くらいあった……。少し前は『転生』と『悪役令嬢』だったなぁ。

 流行物を書けるか書けないかというのが、商業作家になれるかなれないかのボーダーラインだと思いました。
 書けない私はなれません。

 今まで好きなことを好きなように書いてきたけれど、守破離じゃないけど、やっぱり理論的なことも学んだ方がいいのかと思って参加してみました。

 単にイベントの内容に興味があったからなんですけれど。
 松本先生、カモフラージュアワー拝読しております。

 私が書いているものはお花畑小説だけれど、比較的リアル寄りだと思う。
 そういうものを創っている人へのネタの探し方など勉強させてもらいました。
 Twitterの使い方。
 創作の段階的の露出。ネタを小出しにして、反応を見る。

 未亡人のおばあさんが主人公の小説を書きたいと思っています。
 実際、縁側メタモルフォーゼや海が走るエンドロールなど、もうそのパイオニアが注目を集めている。
 私が書きたいこととなると、もっと恋愛的なことに焦点を絞ることになるだろうけれど、死が迫りくる儚さ、絶望、諦観、昇華……ワビサビとか。
 まだ全然、言葉に表せないような、一粒の刹那的な感情なんですが。何をどういうふうに書きたいかもわからないんですが。
『かけら』は頭にあるんです。そのかけらの持つ色、味、感情、雰囲気をなんとか見失わないようにしている段階。
 ゆきだるまをつくるように、転がして、転がして、肉厚にしていく。
 読者のみなさんと一緒に転がしていく、ということを松本先生に教わりました。
 おばあちゃんの小説……よほどの何かがない限り、需要ないよね……。
 そう、つまりはこの記事の反応を見て、この話の種に水をやるのかどうかを決める、というのが、ハズれない話作りの秘訣という話。

 そして、勇気を出してアフターミーティングに参加させてもらいましたのですが。
 す ご い 方 た ち ば か り だ っ た ! 冷や汗。


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