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いのちの息を吹き込む

すみません!あけおめも終わっちまって、2月でした。一ヶ月に一回の投稿じゃ、忘れられちゃうよねー。まりネェは冬眠していたわけではないのですが…。

最近、オーダーのお仕事がきてまして

そうなんです。マスクはもう、放っておいてもおしゃれなのがいっぱい出てきたから、もう、まりネェの出番はないなぁ、と感じてて。よっぽどヘンで面白いのを作ろうかと思っているのですが、…誰か、買ってくれる?(笑)でも、まりネェの腕を買って(?)くれる人がいて、オーダーの仕事をいくつかやっています。あ、もちろん、私も!という人がいたら、相談に乗りますよん。

お題その1。

バッグを作り替えて欲しい、というお話。こちらはペルーだったか、南米の方に旅行に行かれた時に購入された「リュック」だそうで。

うん、刺繍の絵柄はとても面白い!よーく見ると何か宗教的なものも感じるけど、音楽が聞こえてきそうなそんな楽しさもあります。問題は、素材と縫製。土台の布はおそらくあちらの羊さんだかアルパカさんだか、そういう動物の毛なのでしょうけれど、ざっくりしすぎて心許ない。刺繍はしやすいんだろうけど。そして、縫い方もとってもアバウト。聞いてみたら、一度も使えてないそうで。

それで、裏打ちすることで問題を解決しました。写真には映っていないけど、背中に背負うためのベルトもやわやわだったんで、幅広のアクリルテープでサポート。こんな感じに出来ました。

どう?底の生地は内ポケットに。元からあった素材は100%利用したから、捨てるところはありませんでした。リュックの口を閉じるための紐はバッグの端に。どうするかというと、こうするのです。真ん中で結んで…。

オサレでしょ?お客様はとっても喜んでくれました。死んでたものが生き返った感じ。いのちは神様の息を吹き込んで生まれた、とバイブルにあるのよね。そんな息を吹きかけていきたいなぁ。

プリンさん、モデルありがとう。そうそう、あなたが着ている不思議なベストのことも、書かないと。うん、少しペースアップして春を迎えなくちゃね。

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