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#3遂にイギリスで不法労働で捕まるの巻

みなさんこんにちは。

今回は皆さんお待ちかねの回です。

ポチッとしていただけたら喜びます。

前回の続きから、、

YMS取得後に働く職場見学を始める。

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とりあえず10月末までイギリスに滞在することを決めた私は、YMS取得後に働ける美容室を探すべく、何件かの日系サロンに面接を申し込みました。

イギリスに観光で滞在中に2019年後期のYMSに当選し、取得予定なのでサロン見学をさせてほしい。

といった内容で、働くわけじゃなく何も違法ではないので、どこのサロンさんも快く受けてくれました。

そして事件の日、、、2019年8月17日土曜日


この日私は、ロンドン内のある日系サロンに面接を予約しました。

ここのサロンではカットの技術試験がありました。

その辺の道で捕まえた中国人のモデルさんを切ることになり12時にお店に来てもらう約束をしました。

私は11時ごろお店へ行きオーナーからお店の案内やシステムを説明されました。

その後、12時ごろモデルさんが来店し私は、モデルさんのカットを始めました。

順調にカットは進み後は前髪を切ったら終わり、、、

その時でした。

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(こんなに可愛くなかった)

10人くらいの警察官のような人たちがお店に突入してきました。

私はその瞬間止まりました。

ただ、このモデルさんをここで終わるわけにはいかず、とりあえずカットを終わらせました。

周りから聞こえてくるのは

『パスポートを見せなさい』

『ビザを見せなさい』

私は英語が中2レベルですが、これはイミグレの抜き打ち調査だとすぐに

気付きました。

そして恐る恐るオーナーの方を見ると

サロンのオーナーは放心状態で固まっていました。(笑)

イミグレのオフィサーによる尋問スタート

カットが終わった後モデルを見送りこのまま私は逃げようか。

と思いました。(笑)

しかし店の方を振り返るとイミグレオフィサーが私を見張っていました(笑)

そもそも警察官ですよ。見た目。

でも彼らは警察ではなく移民取り締まりの為のオフィサーです。

そして私は渋々店に戻ります。

はじめに男性警察官に話しかけられました。

『パスポート見せてくれる?』と

私はパスポートは家に置いていましたが、携帯に写メがあったため、

それを見せました。するとそのパスポート番号を電話で移民局に伝え私の入国履歴をチェックし、こう言いました。

『観光ビザだよね?』と。

私は必死に説明しました。

『私は2019年7月のYMSの申請権を持っていて準備中で、面接にきてテストを受けていて彼女はお客さんではなくその証拠にお金は貰っていない。

10月31日にロンドンからアムステルダムへ行くのも決まっている。』

その証拠に当選メールと出国予定のフライトチケットを見せました。

すると男性警察官は、悩んだ表情を見せ、

『少し待っててくれる?』

と言われました。

その間に私以外で2人が不法労働をしていたことが判明しました。

その二人は手錠をされ警察車両のようなものに連れていかれました。

私は震えながら待ちました。

すると黒人の女性警察官に又聞かれました。

そしてまた事情を説明しました。

するとそこにいた4人ほどの警察官が討論を始めました。

私が聞き取れた範囲では

『彼女は本当に今日面接に来ただけじゃないかな?』

『だってYMSの申請権持ってるし、出国チケットも持ってるよ』

『でもまだ、ビザは持ってない。』

そして黒人の女性警察官だけがしきりに私を疑い続けました。

『ここへ来たのはいつが始めて?』

『何時からいるの?』

などです。

私はすべて正直に答えました。

しかし彼女は翻訳を使ってこう私に言いました。

『私はあなたを逮捕しなければならない』と。

世界が止まりました。

冷汗が止まりませんでした。

無事に不法就労として捕まる

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(このイラスト何回目(笑)使いたくない(笑))


そして、

『もしあなたはお金をもらっていなくてこれがボランティアだったとしても、ここにいただけでそれは働いていたとみなされる』

と言われました。

全て理解不可能でした。

イギリスでの働くの定義を教えてほしい。

お金を貰わずともただ、職場見学でも働いていると。

技術テストを受けた。お客さんではなく私が連れてきたモデルでお金は貰っていない。それは働いていると。

理解不可能すぎる。

イギリスのイミグレは世界一意味不明で、世界一大嫌いです。

今でもあのオフィサーの顔をすぐに思い出せます。

多分またロンドンですれ違ったらわかります。

その後はあまり覚えていませんが、パスポートを取りに家に行くと言われ、手錠をされ私もめでたく警察車両のようなものに乗せられました。


今回はここまで、、、次回は警察車両から家のガサ入れと、移民局でのエピソードを書きますね。

思い出しただけで吐き気がする話です。(笑)



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