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片付けが苦手なら「習慣化する」「時間をかける」「自分と向き合う」

記録を見ると、2020年6月に退院してから、9月19日に片付けを始めたようです。

入院直前の部屋は、心境と体調を反映するかのように散らかっていました。散らかっているのが分かっていても「片付けられない……」という状態でした。

退院後に一念発起して、リハビリをしつつ片付けをスタート。絶対にスッキリするまで片付ける決意をしました。

2022年3月現在で約1年半。いまだ片付けを続行中です。(リハビリも続行中。リハビリ中なので動きが鈍いというのも時間がかかっている理由の一つ)

まだ終えていないとはいえ、ここまで続けてくると気づけたこともあったので、今回はそれらをシェアします。特に、片付けが苦手な方の参考になればと!

片付けが苦手なら「習慣化する」

今回の片付け以前にも、片付けはしていました。
そして毎回、ある程度片付けると「もう、これ以上、片付けられない」を繰り返してきました。
不要なものはないし、一応、収納できている、と。
なのに、スッキリしない。

片付けたい気持ちはあるのに部屋がスッキリしないのは、「片付けが苦手だから」だと思っていました。

でも、今回の片付けは、いつものように途中でストップしない、とにかくやり遂げると決意。

片付けが苦手な自分がやり遂げられるために、ある仕掛けを考えました。
それは、「毎日、片付けの状況を発信する」こと。

具体的には動画で。
発信したって誰も見ないかもしれない、それでもいい。
「見られているかも」という緊張感が、「続けなくては」と思うことにつながるのではと。

実際、片付け始めて1週間後にいつもの「もうこれ以上、片付けられない」がやってきました。

でも「見られているかも」の緊張感、狙い通り効果抜群!

おかげで「続けなくては。散らばっているものを整えるだけでもいいから、とにかく片付けを続ける」と、続行することができました。

発信は167日でストップしましたが、「スッキリするまで片付けを続ける」意識が根付き習慣化できたのか、その後も片付け続けています。

片付けが苦手であれば、方法は「発信」以外でもいいと思いますが、習慣化することが効果的です。

片付けが苦手なら「時間をかける」

「スッキリするまでやり遂げる」と思っていても、「もうこれ以上、片付けられない」壁は何度も立ちはだかりました。

その場合、「片付ける」ことを思い続けながら、次の片付けのが波がやってくるのを待つことです。そう、サーファーが良い波がやってくるのを待つがごとく。(とはいえ、サーフィンをやったことはないのですが^^;)

モチベーションを落とさない波の待ち方として、片付け動画をみるの、おすすめです。

「片付ける」意識を忘れず過ごしていると、「あの部分を片付けよう!」と、ハッと思いつく瞬間が訪れます。「これはセットで全て必要だと思っていたけど、見直す必要があった!」と。

見直してみると、「なぜ、手つかずで取っておいたのだろう……」と気付くことになり、片付けのスピードアップ。

ひとしきり片付けると、また「もうこれ以上、片付けるものがない」の壁。波を待つ。波が来たら乗る、の繰り返し。

この1年半の間にいくつもの壁と波がありました。

なので、壁に当たったときに、そこで止めずに、片付け続行の意識を保ち、波を待つこと。波が来たら逃さず乗ること。

片付け上手の方のようにスピーディーに片付けられないのなら焦ってみても仕方がない。時間をかけて片付けに取り組むことが大切だと思います。

片付けが苦手なら「自分と向き合う」

片付けをしていると、「片付けは生き方にも通じる」と気付きます。
なにを大切にして、なにを手放すのか。

欲張って、全てを手元に置くなんて無理なこと。許容量を超えて身動きが取れなくなる。

片付け続けていると、「なぜ、これを大切に持ち続けていたのだろう」と思うことがあります。

反対に「不要」と思い切って処分したものの、「取っておいても良かったかも」と思うことも。

片付けが苦手ならなおのこと、「これは必要?」と、自分の心ととことん向き合うことです。

「今後の人生で、これと関わることがある?」と、自問自答します。関わるっていうのは、本だったら読む機会があるか、服なら着ることがあるかなど。

「関わらないだろうな」と思っているのに、「不要」と思えないのはなぜなのか。「高価だったから」「壊れてないから」などがあるのかもしれませんね。

でも、今後の人生で関わらないものであるのなら、所有して重荷を背負い続ける必要はないのではないでしょうか。「高価だからといって、自分に必要なの? どうして?」「壊れてないからといって自分に必要なの? なぜ?」と、どんどん問うていく。

後悔しない片付けのために、「これは必要?」「なぜ必要?」と、とことん自分の心と向き合うことが大切です。

生き方に通じる片付けで、不要なものを手放し身軽になれば、生きるのもラクになるはずです。

片付けを続けてきたメリット

片付けを続けてきたメリットを3つ紹介します。ちなみに、デメリットは今のところ、ありません。

静かになる

モノって、一つずつ「気」みたいなものを発していると思うのです。
ということに、片付けをしていて気付きました。
棚を整理して、モノを減らしたとき、「あれ? 静かになった?」って。

それまでは「騒がしい」ということにすら気付けないほど、騒がしかったのだと思います。騒がしすぎて耳をふさぐくらいに。

耳をふさいでいる状態では、気付くべきことにも気付けませんよね。騒音のなかで耳をふさぐように暮らしているのでは、良い運気が巡って来るはずもないように思えます。また、チャンスが巡ってきても気付かず、つかむこともできないかと。

一つずつが際立つ

モノの量が減ってくることによって、一つずつが際立ってきます。
ステキなモノを見つけることもあります。大切にしようとしまいこんだまま、忘れてしまっていたのですね。

使ってこそ価値があるモノがほとんどのため、お気に入りのモノを発掘して使いだせば、気分も上がります。

また、一つずつが際立つことによって「なんで、とっておいたんだろう? 明らかに要らないよね」というモノに気付くこともあります。

カンが戻る

自分はカンがいいほうだ、と思っていました。
ところが、いつのころからか鈍くなっていました。
「人を見る目はあったはずなのに」なんてこともチラホラ。

入院前には、もはや自分の感覚に自信が持てなくなり、やったことに対して、
「間違ってた?」「大丈夫だった?」と友人にアドバイスを求めるありさま。

しかーし、片付けを続けてきて、過ごす空間が少しずつスッキリしてきたせいか、カンが働くようになったのです!

この調子でカンが働けば、勘違いによる混乱はなくなりそうです。万歳!

検証は続く

1年半も片付け続けて、まだ終わらないのか!といわれるかもですが、続きます(笑)

じっくり自分と向き合い、スッキリしていくことに快感を感じています。リハビリ中のため、シャキシャキ動いて片付けるのが難しいというのもありますが、元々「スピーディーに片付ける」のが私には無理なのです。

無理な理由は、これも片付けを続けて気付いたこと、私のなかには「その他のすべての悩みにも繋がる、片付けが苦手な理由」があるから。
ひっそりと存在する、その考え方の癖と向き合い、片付けをしていかないと。

↓その理由とは。

そんなこんなで、片付け続けるとどうなるか、運気はどれくらい変わるのか、などを検証しながら、今後も片付けを続けます!(ちなみに片付け効果もあってか、リハビリは好調です^^)


ご覧いただき、ありがとうございます!楽しんでいただけたら、スキしてもらえると、テンション上がります♡