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女性のカラダに優しいイソフラボンの選び方 文:鈴木まり

2021年9月18日
文:鈴木まり(日本女性ヘルスケア協会長)

「台所で洗い物をしているときに、「トットットッ」と脈の浮く感じがしたり、夜寝ているときに突然「ギューッ」と胸が締め付けられて心臓が一瞬止まった感じがする」といった自覚症状は、女性ホルモンの代名詞、エストロゲンの分泌が低下してくる30代以降の女性の多くみられます。

私自身も40歳に差し掛かる頃から、特に生理前のプロゲステロンの分泌が高くなるいわゆる高温期になると、夜間に胸の不快感で目が覚めたり、頻脈、動悸を経験するようになりました。

高温期の女性のカラダは、エストロゲンの分泌が弱まり、プロゲステロンが優勢に立ち、胎盤のベッドメイキングをし、受胎に向けての準備をするわけです。

この時期にホルモンバランスがスイッチするため、カラダのむくみや、食欲増進、頭痛、イライラ、不安、動悸などのPMS(月経前症候群)症状も出現してきます。

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