大台町で自然と ~Part2~
こんにちは!大学一年生のまりこです。
2021年、12/25~12/26にかけて行われた自然環境リテラシー学に参加してきました。10代最後のクリスマス、どんな思い出ができたのでしょう。
1日目
クリスマスリース
12月25日、クリスマスです。ということで自然の中に落ちているものを使ってクリスマスリースを作りました。ベースはヒカゲノカズラです。長くて色がきれいなものを探してちょうどいいサイズの円を作り、そこにリボンをまきます。赤い実やヒイラギの葉っぱをつけるとそれっぽくなります。
結構うまくいったんじゃないでしょうか!マツボックリがチャーミングです。家の玄関に飾ってあります。^^
ロープワーク
午後はロープワークです。ガイドの森さんという方が、「もやい結び」、「巻き結び」の2つを教えてくださいました。もやい結びはテントを張るとき使うので覚えていたつもりでしたが、自分の体に巻き付けるように結ぶのは、それとは全然違いました。なかなか難しいです。
普通に生活していたらまず教わることも知ろうとすることもなかったであろう2つのロープの結び方、せっかく習ったので忘れないようにしようと思います。巻き結びは新聞紙をまとめるときに大活躍するそうで、森さんはそのやり方も教えてくださいました。普段の生活で使うことがあるのかとびっくりしました。
晩ご飯
晩ご飯は無水カレーとアヒージョです。今回もガスバーナーではなく薪を集めて火をおこしました。先輩方と同じ火を囲んで、学校の話、アルバイトの話、恋愛相談、さらには人生についての話など、こんな時にしかこっぱずかしくてできないような話をたくさんしました。人生の先輩の話はやっぱり面白いし、ためになりますね。
そしてなんと!!スタッフの方がクリスマスケーキを準備してくださっていました、、!ろうそくを立ててヘッドライトの灯かりを消すと、なんとも言えない奇麗さです。キャンプファイヤーをしながら、という状況も相まってか、今まで食べたクリスマスケーキの中でもトップクラスにとてもおいしかったです。この場を借りて、本当にありがとうございました!!
夜はびっくりするくらいの冷え込みで、私は、今回はテントではなく用意されていた屋内で就寝しました。
2日目
燻製とピザ作り
朝ご飯を食べて、燻製とピザを作りました。と言っても、燻製は燻製機に入れて燻製チップに火をつけただけです。それだけであの美味しい燻製を創ることができる燻製機、すごいですね、、。それを作ってしまう森さんもさすがです、、!
ピザは生地をこねて、その上に各々準備された具を好きなように乗せていきました。中には持参したマシュマロやチョコを乗せておやつピザを作っている人も、、。おいしそうでした、、。またピザを作る機会があったら、私も絶対やりたいです。
燻製やピザができあがるのを待つ間に、ビックサイズのマシュマロで焼きマシュマロをしていました。キャンプの醍醐味といっても過言ではないですよね、焼きマシュマロ。とてもおいしいです。
お昼ご飯と合わせて燻製とピザを食べていると、雪が吹雪いてきました。私は出身地が沖縄なので、雪はもとより、吹雪なんてお目にかかるのも初めてで始終はしゃいでいました。
レスキュー講座
午後は森さんのレスキュー講座です。
森さんが実際に体験されたレスキューのお話でした。苦しいこと、辛いこと、しんどいこと、レスキューをするにあたって、やはりいろいろな経験をお持ちでした。話を聞くだけでわかった気になってはいけないというのは十も承知ですが話を聞いているだけでそのつらさが身に染みて伝わってきました。私たちは前回の実習で山登りをしましたが、それは、森さんのようないざというときに助けてくださる方がいることでできたことなのだと思います。
まとめ
2回にわたる大台町でのプログラムが無事終了しました。最後のレスキュー講座の中で、森さんは、「先代の人々が壊してしまった自然を、今を生きる私たちがどうにかして少しでも回復させないといけない」とおっしゃいました。地球温暖化の影響が生活に支障をきたすほど顕著に表れるのは、私たちがこの世からいなくなった後だから関係ないとか、そういう問題ではないのだと思います。森や自然には神様が宿っているからとか、宗教染みたことを言いたいわけではないですが、昔から人と共存していた自然を壊すのは自然がかわいそうです。木を切られ土が丸見えになる山や森、汚れていく海を見ると心が痛みます。この実習を通して、自然に対する愛着は一段と強くなりました。自然に優しい世界になることを願うばかりです。まずは自分から行動を起こさないとですね。
この実習に参加できてよかったです。読んでいただいて、どうもありがとうございました!