一期一会の乗務員① 〜転職と冒険〜 2023年1月18日
遅ればせながら… わたくし、昨年の11月半ばに転職しまして。
長年携わった事務職員のキャリアを捨て、タクシー乗務員となりました 🚕✨
キッカケは、歴史コミュのオフ会です。時は2022年10月、京都でオフ会やるよ〜!と連絡がきて…
金は無いけど暇だけはありましたから、仕事なんか直ぐ見つかるだろう、と参加を決意。
丁度良いタイミングで『全国旅行支援』も始まりましたし、関西の仲間とは初夏の鎌倉オフ会でも顔を合わせています。
腐った気持ちも大好きな仲間と会えば明るくなれるかもしれない、今のうちに行っておこう!と京都を訪れました。
その頃の私は、睡眠薬や安定剤をいくつも飲まなきゃ居られないほど、精神的に参ってもいたのです。
さて彦根にも立ち寄り、京都へ。オフ会を最終日に、歴史仲間と再会しました。
関西の歴史好きは関東ともまた異なり、ユニークな人が多かったように思います。
はじめましての方も多く居ました。その中で、京都の観光タクシー乗務員をやられている方と出会いました。
ランチの席が近くなり、色んなお話をさせていただくと…
歴史にも詳しい、気遣いも素晴らしい。その人のお人柄を褒めたら、仕事柄のせいだと言います。
「お仕事は、何をなさっているのですか?」
「京都で、観光タクシーやってます」
えっ?タクシー?? うそ…🙄
意外だなぁ、と正直なところ、そう思いましたよね。
その後、チャットでやり取りしていた方とも話が弾み、宴もたけなわ… 縁も深まり…
タクシー乗務員の方と、その方と、私と、二次会に参加しないメンバーこの3人で、京都駅へと向かいました。
「私、今は求職中なんです」
そう話すと、タクシー乗務員をやってみたら?とひと言。
「え… でも…? タクシー乗務員になってしまえば、事務職員としてはもう採用されなくなってしまいますし。キャリアを捨ててしまうのは惜しくて」
なかなか希望の条件に見合った仕事が見つからず、内定を何回も蹴ったり、仕事探しにとても慎重になっていました。
「私、もうアラフォーですから… 事務職も最後のチャンス(正社員)ですし」
超ブラック企業に入ってしまいましたから、恐怖心も強くあったんです。
事務職員として働くことにも抵抗が… とは言え、他の仕事など考えることも無く。
「若いんだから、やってみたら?」
御年70歳を超えて尚、足腰も頭も若くしっかりした方が仰います。
この方達と、この出逢いが、私の進路を変えてくれました。
東京に戻って、内定1社、最終選考2社…
でも私の心は「この会社で働くのか🙄」「事務職で働いていけるかな😞」と迷いばかり。
最終選考まで残っても結局落とされて、内定の会社は働いても続けられない雰囲気の悪質そうな会社です。
もう働かなきゃヤバイ!生活する金がない!
でも、ここで働くのか💦 嫌だなぁ…
そんな時、タクシー会社の広告『乗務員募集』が目に留まります。
話だけでも、聞いてみようか?私は早速、電話をかけてみました。☎️
「内定は決まってて… でもタクシー乗務員に興味があって」
状況をお話すると、会社は直ぐに面接日を決めてくれました。
タクシー乗務員への道に向かってみたら、僅か1週間ほどで採用までこぎつけ…
3社受けて2社落ちて、今の職場(本命)に決まり、迷わず就職を決めました。
あの日の京都で出逢えた仲間が、私の道を切り拓いてくれました。
「若いんだから、やってみたら良いじゃない」
若さ、と言いますか… 今この時の私には、もう戻れません。今は、今しかないんです。
私の今を、嫌な仕事で終わらせて良いのか?
私はきっと、不満だらけの条件で事務職員の仕事に就いても、ぜんぜん幸せにはなれなかったでしょう。
この転職で、自分が少し好きになれたし、未知の業種と新しい発見ばかりで、楽しくて仕方ありません。
生来、冒険が好きで… 笑
毎日が、一期一会のおもてなし。井伊直弼公の言葉を噛み締めています。
仕事でお客さまをお乗せした、埼玉県越谷市のセブンイレブン。
あれ〜⁉️😳 夢に出てきた店ソックリ‼️と驚いてパチリ📸✨
書くことを、夢で予め見ていたような気がしています。
続く
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