役員退任の背景

今日は大事な通達があった。

さて、これから私はどう生きていきたいのか？何を成し遂げていきたいのか？そのためにどんな選択をしていきたいのか？

を考える時間が始まる。

今までも考えながら取り組んできたけど、会社にとって？を第一に考えてきたから、個人の人生としてどうしたいか？が薄かったなと改めて思う。

色んな事が重なってタイミング的にも今だったなと感じて、素直に受け入れられる。戸惑いが自分でも驚くほどない。

グロービスで学び始めたし、勉強の時間を増やしていた。

でも、勉強し出したらすぐにものになるかといえばそんな事はなくて、出来る事を自分なりにはしてきたけど、効果的に取り組みきれていないものも自分で感じてる。

でも、学び始めて気づく事が沢山あって、本当にやってよかったし、これからに活かしていけると確信はあるから全く怖さはない。

それよりも、会社の成長を止めてしまっているストレスの方が大きかった。

個人の成長と会社の成長が共にあるとは限らなくて、それまで積み重ねてきたものが大きいんだなと改めて思う。そして、俯瞰して自分を見ると、どこか自分の内側から湧き上がる熱さのようなものが弱くなっていたように感じる。頭で考え頭で納得させていたような、そんな感覚がある。

もっと効果的な頭の使い方を早く習得しておけば、もっとこれを習得できていたら・・と考えもするけど、これが今の私だ。

悔しいけど、これが今の私。

でも別に、ここで私が止まる訳ではないし、トライし続けて力をつけていけばいい。その力で、守りたい人、応援したい人達、組織の力になっていけばいい。

会社はまた次のステージに行くなと感じるし、私もそれを望んでいる。

スタートアップは、ステージによって、必要な人材、要素がどんどん変わっていく。思ってもない程のスピードで進んでいくし、それがなければスタートアップとして存在しない方が良い。なぜなら、株主さんが信頼して投資してくれていて、それに成果で返していくのがスタートアップだから。

私が一番貢献できたことは、素晴らしいCHOと会社の出逢いを作れた事、素晴らしいメンバーと繋げられた事、立ち上げで何もないとこから、トライ＆エラーしながら形にしてきた事。何もなくても形にしてきた事。今はまだおあと少しつかみ切れていないけど、今任されている部署の最善の形の構築かな。

自分の中で大きな成果を残せなかったのは心残りだけど、今は任された会社のトップラインを作るこの部署を最善の成果がでるように注力していく。それが私の今課せられてる役目だと認識している。

人生は沢山の選択、意思決定の連続。その中で自分が後悔のない選択をし、その選択を正解にしていくだけだ。