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恋愛の不安克服方法「恋人以外の人からの愛を自覚する」

みなさんこんにちは。
前回、心を安定させるには、筋トレのように毎日のルーティーンワークが大切だというお話をしました。


今回は、心を安定させるルーティーンワークその1「恋人以外の人からの愛情に意識的になること」についてお話したいと思います。


恋愛中不安になってしまう人の不安は、「相手は自分のことが本当に好きなのかわからない」コレに尽きます。
だから「見捨てられたらどうしよう」という気持ちが出てきて、自分のしたいことができなくなってしまいます。


では同じような不安を家族や友人に抱いているかといったら、それはありません。
恋人をデートに誘ってみたものの返信がないと「私なんかとデート行きたくないって思ってるんじゃ…」と不安になるのに、母親に買い物に行こうと誘って返信が遅かったとしても「お母さんは私なんかと出かけたくないのかな…」と不安にはなりません。

それは恋人からの愛情だけを望んでいるからなのです。
恋人から愛されているのかだけが重要で、他の人から愛されているのかどうかには興味がありません。

「彼は私のこと本当に好きなのかな?」こればかりをグルグル考えています。
ではこのグルグル、どうすればおさまってくれるのでしょう?


よく考えてみてましょう。
恋人は、あなたを愛する何十分の1人でしかないのです。
あなたを愛している人はたくさんいます。
父親、母親、兄弟姉妹、祖父、祖母、親戚、幼なじみ、学生時代からの友人、社会人になってからの友人、趣味友達、同僚、先輩、後輩…
実はあなたはたくさんの人から愛されているのです。
ん?そんなことはどうでもいいって?


では逆の立場になって考えてみましょう。
あなたには親友(と思っている)Aさんがいるとします。
Aさんのことが大好きで、Aさんが笑顔になってくれるととても嬉しくなります。
しかしAさんはこちらの好意には興味がない様子。
しかも「私なんて愛される価値もない」と言っていたらどう感じますか?
「オイオイ、私の気持ちはどうなるわけ⁈」とAさんの傲慢さに腹が立ちませんか?
もしあなたが恋人以外からの愛情に関心がないのであれば、このAさんのようになっている可能性があります。


あなたを愛している人が30人いたとします。
本来あなたに注がれている29/30の愛情を無視して、1/30の恋人からの愛情を追いかけるのってもったいなくないですか?
そして29/30人に対して失礼でもありませんか?


この話を私のお客様にしたとき、彼は「数で言えば彼女は1/30だけど、重要度がちがう」とお話ししてくれました。
友人や家族より恋人を重要視するのは、今の日本が「恋人がいることが勝ち組」という文化をベースにしているからです。
現状の日本の文化では、恋人=自分の味方で、肉体的精神的に自分を満足させてくれて、自分の地位を社会的にアップさせてくれる人、と定義されています。
だから恋人を優先しているにすぎません。


自分への愛情に対してもっと意識的になりましょう。
「お母さん帰省するたびに、私の好きなちょっと高い梅干しもたせてくれるんだよなぁ」
「A夫妻の家に泊めてもらったとき、もっと泊まっていけ!って毎日もてなしてくれたなぁ」
「Bちゃんは会うたびに私のことほめてくれるから、いつも嬉しくなっちゃう♡」
「台風被害のニュースを見て、わざわざロンドンやバンコクの友達が心配メッセージ送ってくれた!」
以上の例文は実際私がよく思い出していることなのですが、このように恋人以外の人からどれだけ自分が愛されているかを、具体的に思い出すことが重要です。


「お母さんも、A夫妻も、Bちゃんも、外国の友達も私のことこんなに好きじゃん!すごーい、嬉しい!私も好き!」
バカみたいに聞こえますが、このような気持ちを常に心に置いておくことはとても大切です。
自分が、家族や友人からしてもらって嬉しかったエピソードのディティールを思い出しましょう。
恋人だけに依存する気持ちを分散させましょう。


不安から脱却するルーティーンワークその1を紹介いたしました。
これも「自分がいかに他人から愛われている存在なのか」を客観視している、と言えるでしょう。



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