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【ブックレビュー】繁盛店に「職人」はいらない


野崎です、


背の高いグラスに入った、
冷たーいアイスクリーム。



アイスクリームの上には、
カラフルな旬のフルーツがたっぷり乗っかって、


その隙間を埋めるように
生クリームやチョコレートソースでトッピング。


見てもかわいい
食べても美味しい


気持ちがハッピーになる
ウキウキスイーツはなんでしょーか?



そう。
パフェです。



パフェの由来は
パーフェクト。


つまり、、
完璧なデザートなんです。


彼氏や彼女とデートで食べたり
友達とパフェを囲んでおしゃべりに花が咲いたり


ときには
自分へのご褒美として独り占めしたり、、


パフェは暮らしの中に
ちょっとした喜びや楽しみを与えてくれる
スイーツですよね。



最近は『夜パフェ』というワードも馴染んできました。




夜パフェとは、、
札幌で生まれたお酒の締めにパフェを食べる文化です。


お酒を飲んだ後にたべる
ちょっと甘さ控えめなオトナのスイーツ。
(カロリーなんて関係ない)


店主がお客さんの前で
一つ一つ盛り付けるのは
アートそのもの。


インスタに
映えないわけがありません。


その様子はメディアにも大きく取り上げられ、
東京にもブームがやってきます。


渋谷では予約が取れない
夜カフェ専門店もOPENしました。


ではなぜ夜パフェは、
これほどまでもブームを引き起こしたのでしょう。




そこには3つのひみつが隠されています。


①わかりやすさ
パフェと聞くと、大体こんな食材が入ってて
味もイメージできますよね。

誰もが知っている定番スイーツがであることが大切です。


②あなたらしさ

札幌で生まれた、
お酒を飲んだ後に締めとしてパフェを食べる文化発信という物語。


③ライブ感

ディテールにこだわった
キラキラのグラスに
丁寧に盛り付けるライブ感。


なんだか
パフェが特別な理由が
伝わってきますよね。


パフェだけでなく、、


・やたらと行列ができるラーメン屋さん
・午前中で完売してしまうパン屋さん
・常連さんで溢れかえっている居酒屋さん


など、
あなたの身の回りでもやたら繁盛している
お店って心当たりありませんか?


その答えをこっそり
教えてくれたのが、、


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『繁盛店に「職人」はいらない
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この本は一見
飲食店の経営者向けなテイストですが、、

私たち消費者にとっても
かなり有益な情報が詰まっています。



「こんなお店を選んでおけばデートで失敗しない」とか、
「このメニューは食べた方がお得」だよ

など飲食店の裏側の情報を
キャッチアップできちゃいます。


中でも野崎の食欲がわいたフレーズを
一部紹介しますね。


飲食店に「職人」はいらない


①お客さんは誰が作っていようが関係ない。(うまい飯を食わせろ)

お客さんが来店するにあたって、厨房に入って料理をつくっているのが誰であるのか気にかけるようなことは、ほとんどないでしょう。  

いくらキャリアが素晴らしい料理人や職人でも、テレビに何度も出ていたり、レシピ本がベストセラーになっているような有名シェフでなければ、お客さんはほぼ興味がないのです。


②お客さんは味に満足できれば、誰が調理しようと関係ない

もちろん、料理がおいしいのは店が繁盛するようになる条件のひとつですが、その料理を誰がつくっているのかが大きな意味をなすのはあくまで店のスタッフの中だけの話で、お客さんにはまったく関係のないことなのです。

実際、ベテランで優秀な職人がいなくても、繁盛している店はたくさんあります。 極端なことをいえば、繁盛店をつくるのに「職人」は必要ないのです


お店を繁盛させるため極意


①お客さんがきてくれる仕組みを考える

飲食店を繁盛させるためにあなたが行う仕事の半分は、
お客さんがお店に来るための〝きっかけづくり。

お客様の根本にあるのは、
「食事を通して人と触れ合う場を持ちたい」という気持ちです。


②お客さんは得をするから来店する

来る理由(得)がない店には来店しない。
そして、知らない店には来店しない。

何か自分にとっていい未来があるから
無意識のうちにお金を使っているのです。

お客さんがお店に入ってきて、メニューを見て注文して、食事を楽しんで退店するまでの流れをイメージしてみましょう。

ストーリーを作ることが繁盛店に繋がります。


飲食もコピーライティングと同じで
お客様が主人公。


お客様に知ってもらって
お客様に信じてもらって
お客様に食べてもらう

ためにはどうしたらいいのか



お客様目線で考えることが
大切なんだなーと、実感しました。




お気に入りのお店で
時間を気にせず料理とお酒を愉しむ日常が
戻ってくるといいですね。


あなたはどんなストーリーを
飲食店で体験したいですか?


















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