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夏を乗りきりましょう~


六時二分今日けふもジジジと油蝉あぶらぜみ


地元のニュースで、基幹病院で次々と感染や自宅待機による欠員が増えており、受け入れ困難になってきているようです。

医療従事者なのに感染するなんて、みたいな言葉を聞いたり、見たりします。もちろん、誰も感染なんかしたくないし、対策もやっています。それでも感染しちゃうんです。

誰もがひとりで生きている訳じゃなく、人間関係が希薄なわたしでさえ、誰かと繋がっています。濃密な関係を持たなくても、感染をしちゃうこともあるのです。

決して気を抜いていた訳でもないし、感染の対策を怠っていた訳でもないありません。

月に何度かワクチン接種のお手伝いに行くのですが、相手が高齢者の場合、説明が聞こえなくて、つい蜜月。それでも熱もでないし、倒れもしません。

不死身かい!と自分で自分に突っ込みながら夜勤をせっせとこなしています。もしかして無意識に、今倒れたらあかん!という思いが強くて、倒れていることに気づいてないんとちゃう?

そんなことを考えたりしますが、どうやら、手抜きが要領がいいだけのようです。

少し前の自分は無理して、「大丈夫です」と言いながら意識がフェードアウト、気づくと救急車で運ばれていたこともあります。

だから無理はやめました。無理はするけれど無茶苦茶な無理はやめました。

でも、それは一緒に暮らす家族がいないから出来るのであって、家庭があると大変です。

もちろん猫のマールという大切な家族がいますが、「我慢のしどころだよ~」と彼女には伝えています。

今、多くの定年後の看護師が現場に復帰しています。看護の現場だけではなく、保育など他の現場も同様で、人材の掘り起こしです。

わたしも後方支援なら出来る!と現場に復帰しました。みんなで少しずつ、自分の出来るお手伝いをしていくと、きっとどうにかなるやろうと思っています。

この夏を乗りきりましょう~


「井戸の水む手の熱し瓜美味うりうまし」