三十路からのペアーズ #3 自分は何枚目のカード?
ペアーズで何人かとやりとりを始めると、
デートに行ける人、途中でフェードアウトする人とどんどんふるいにかけられていく。
デートに行ける人を、手持ちカードとすると、
その中でも自分の中で順位が出来てくる。
ただ、私はなかなか2人を並行して「気になる」ことができず、
カードを3枚持っていても1人、いいな・・・と思う人がいるとその人に全力投球してしまう。
だがそれが意外とストレス。
キングだけに愛情を注いでいても、
キングの手持ちカードが何枚あるかは分からない。
ましてやその中で自分が何番目にいるのかもわからない。
自分はキングにとって新しいカードで、
もう彼は他のカードで上がろうとしている一歩手前かもしれない。
そんな無駄な心理戦(といっても自分の中で悶々としているだけ)を繰り返し、
デートにこぎつけなければいけない。
初デート、そこで自分は相手の手持ちカードの中で一番にならないといけないのだ。
それがうまくいってもいかなくても成就するまでは気が抜けない。
でもその間にキング以外のカードをないがしろにしていると、
いざキングがダメだった時に後戻りできなくなる。
成就するまでは恋しちゃいけない。
恋しちゃうとアプリでさくさく出会ってる意味がない。
いちいち落ち込んで、いちいち復活しないといけないから。
これはゲーム。
三十路のアプリ恋活はゲームなのだ。
わりきって楽しむからこそ、三十路ならではの出会いがあるのだ。
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