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7/18: 今週の辺境の心境


今週の大賞:商场有权拒绝外卖人员进入吗

まあ順当に今週はこれだろう(リンク先動画)。一度すでにTwitterで紹介してしまっているが、旅行Vloggerだったはずの人(自己紹介より)が謎に社会派っぽいシリーズをやっていて、その最新作。外卖の服を着て北京の超高級モールにミルクティを届けようとしたら入り口でセキュリティに断られ裏口に行けといわれ、裏口行ってもだめといわれ…ところで頼んだ人はどうしたんだろうか。

暗访深圳华强北,从手机到美妆中心的美丽转型

日本人には(というわけでもないか)有名な深圳の华强北が実は最近電子部品の集積地からライブコマースによって需要が高まった美容関係の集積地に姿を変えつつある…という記事。最後の"华强北这头大象算是迎风而动了,时代在变,风口在变,即使是大象也必须保持步伐矫健"がよい。

守住南锣鼓巷

人モノとならぶ「場所モノ」といってしまってもいいかもしれない。観光客がさっぱり来なくなった北京の観光名所、南锣鼓巷で店を開ける人々の現在。

高晓松:我在阿里这5年

そういえば高晓松って阿里音乐やめたあと何をしていたんだろう…と思っていたわけではないけど(忘れてた)、才能あるクリエイターでありながら企業家としてはダメだった。しかし自分の名声を使ってきちんとアリババに恩返ししているよ…という話はいいんだけど、冒頭の放送事故の原因はよくわからず(人民日报の名人读名著という番組の配信でファン?からコメントで攻撃をうけて不機嫌になって番組を投げ出したというのはわかるけど、そこまでヘイトがたまった原因は不明)。どちらかというと(彼が本物かは別として)「知識人的なもの」が尊ばれる時代の終わりの足音なのかとちょっと思ったりした。反知性とまでは言わないけど…


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