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引き際の美学。

引き際  

それまでの地位、立場などから退くときの時期や身の処し方 

退き際

物事を終わらせるのに適した時期のこと

退き時 やめるタイミング 潮時


先日の大相撲名古屋場所の千秋楽 

結びの一番に大注目のあと、おもむろに 言葉の意味を調べてみました

連続休場で進退を問われる場所となった横綱 白鵬と

綱取りがかかる場所となった大関 照ノ富士 

全勝同士で優勝決定戦になるこの対戦 

どちらの力士が勝っても、ドラマティックな復活劇でした

結果はご存じ 横綱白鵬の全勝優勝で

場所前言われた「進退をかける場所」の声はどこかへ行った模様です


また、敗れた照ノ富士関は

満場一致で横綱に推挙されましたね!


ご両名共 おめでとうございます☆


実はですね、

自分だったらどうだろう? 

引き際の美学ってどうあるべきか? と、

考える身近な場面に遭遇することがあり 

たまたま相撲の優勝決定戦がオーバーラップし

冒頭の言葉調べになったのでした

「全盛期 絶頂の中、潔く消えていくのが美しい」

私の理想はこうです。

全力で、大輪の花を咲かせて

美しい最高の状態で惜しげもなく散る(去る)


一方

せっかく上り詰め築いた地位 

多少くたびれようが、色褪せようが、

いかに長くその立場を維持し続けるか、

あるいは

カタチを変えてでも存在し続けるのがステータス

という考えもあることでしょう

人それぞれの生き方

環境次第だし、

本人の理想通りにはいかないこともあるので

どちらが正しいかは、わかりませんが


現実問題、

特に周囲との関係の中で成り立つ仕事においては

どんなに成績優秀で尊敬を集めようと

いや、それゆえに、

少しでも衰えを感じたら、

環境を整えた上で、潔く退くのが美しいのではないかと

私自身はそう想って生きています


一生同じところ、

同じ考えでいる人はいないもの


花には花の

茎には茎の

根っこには根っこの

役割があり

それぞれの存在意義があると思うので。


時期、時代により

立場 、居場所、ステージを変えて進化し

チャレンジをし続ける生き方もありなのではないかなと

想う、今日この頃です 


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