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昨日は『きのう何食べた?14巻』を読んだ。

自分の買うコミックは『猫様物』か『食べ物』関連が多い。こちらは言わずもがなな『食べ物』関連。もう14巻、早い。
(ヘッダーの写真はお気に入りの店の『からあげ定食』。少し高めだけど、どれもバランス取れてて美味しい!)

【105話:おかゆ】

スーパー仲間から毎日の献立の先生というか、家族ぐるみのお友達になった佳代子さんから佃煮をいただく――という冒頭で、最初は今度は佃煮作るのかな?と思ったけど、いただく佃煮はこちらも『いただきもの』でした。

あー確かにお中元とかで、いただいたことあったなー(余ってたな…)と思い出す。年配の相手だと、送る方は無難なチョイスだと思うんでしょうねぇ。入れ物も木箱だったりして雰囲気あるし。一度送られると、次の年も来たりして困った記憶が蘇りましたが、それも昔の話。今は中元をもらうことも送ることも殆どなくなりました(笑)

味の濃い佃煮と合うのは、シンプルなお米。というわけで『おかゆ』の出番でした。健康にいいし、土鍋おかゆに、白いお皿に少しづつ並べた佃煮、ビジュアル的におしゃれ~でお二人さん両方に大満足の朝食でした。

再現度★★)あまり難しいという訳ではなさそう(根気いるかな…)。ただ副菜が凝ってるので、こっちは手持ちのキムチとかで逃げるか。

【106話:竜田揚げ】

事務所のベテランアシスト、志乃さんご夫婦のお話。新婚だと思ってたら、いつの間にか二年たってて驚きました。そして、結婚して二年というと、やはり周囲から『お子さんは?』の声が出て…。

法律事務所ゆえか、大先生の人柄か、職場では全くその手の話がなかっただけに、志乃さんは青天の霹靂。

周平さんの悩みも理解し、『子供がいてもいいけど二人でもとても幸せ』と力強く語る。志乃さんも素敵だけど、それに頷いてくれる周平さんもいい旦那さんだ~(*´ω`*)

再現度★★★)サバおろすのはできないけど、切り身買ってきて片栗粉で揚げるくらいならできそう。あとピーマンとツナは考えたことなかった!こっちは絶対やってみねば。

【107話:マーボー豆腐】

大先生から引継ぎを受けた顧問先からの、史朗さんキャバクラ接待疑惑。相手を見て物を言え、と事務所の人間は(様々な面から)思う訳ですが、その相手を知らないと自社の人間の作った書類を信じちゃいますよね。

ラストのコマの山田さんが秀逸。史朗さんの私生活がバレないのは、『個人を尊重する職場』というだけでなく、皆自分のことにしか興味ないという目からうろこのコメント。

一見冷たく思えるけど、皆自分の人生を精一杯生きてるってことで、とってもいいことなんだなーと超納得でした。
(美容院のタブチ君みたいな人がいたら、とっくの昔に洗いざらいバレてるもんなー)

再現度★)マーボの素:自分には難しい!アカン! ズッキーニは最近安いんで、今までパスタに入れてたけど、今度は浅漬けで考えてみたい。

【108話:フィナンシェ】

美容院のタブチ君と、そのカノジョの話。
タブチ君ともかく、ちょい堅そうに見えるカノジョの方も、今の若い子は、LINEであっさりヨリが戻るのかー(年寄りくさくて申し訳ない)!

タブチ君のカノジョだと、『カフェで失敗した子』をまず思い浮かべたんで、こっちの子は意外でした。どんな経緯で別れたかは覚えてるんだけど、細かいとこ思い出せないんで後で読み返さねば。

人生とても楽しそうなタブチ君なんで、カノジョいなくてもそれなりに楽しいのかと思ってたから『カノジョいないとつまらない』が、ちょっと意外でした。失敗した部分が上手く修復されたんで、今度は長く続きそうですね。

再現度…)オーブン持ってないんで無理。…それ以前に、様々な材料計量しなきゃならんレシピは最初から腰引ける。卵白と卵黄分けた時、残った方をどうするか?は参考になった!

【109話:豚の角煮】

ゲイ仲間との年越し風景。相変わらずワタル君の毒を小日向さんが中和。シロさんとこもだけど、どっちもまったりとした円満感がいい。

黒豆に『古釘』っていうのがシロさんクオリティ…しかし確かに『おせち』ってだけで、他の料理に負ける気がするよね(-_-;)。日本人も…って自分が、そろそろ考え直してもいいかもしれない。

再現度★★)聞くだけで難しそうで考えたこともなかった『豚の角煮』。好きだし、意外とできそうなんで秋になったら挑戦してみようかと(気分の余裕のある時に!)。

【110話:カツ丼】

シロさんご両親の、お墓購入の話。適度に近くて(あまり近くは考えたくない…)駅の近くっていいですねー。コンスタントにお参り行けそう。シロさんとこは事情アリですが、遠くて供養しづらい、ってだけでも考えた方がいい問題。

お父さん、おっとりに見えてプライド高し。自分の周りでも、この年頃のおっさんはこんな感じか、気難しく見えてもっと気難しいタイプが…(-_-;)。

一方のケンジさん、浮かれた店長を達観した目で見送り孤独のグルメへ。相手がいる時は食べれない物、とゆーチョイスはよく分かる。もうシロさんのご両親と食事ないと思ってるけど、どっちか先に他界したら、シロさん一緒に住むんじゃないのかなー。

最後は高級イチゴと、お墓の話。本当に思い切りのいいひとだーお母様…。

再現度…)個人的にトンカツ苦手なんで、作れそうでも無理ー。ただ卵とじとかやりたいんで、何か別の揚げ物でやろうかな。

【111話:ガリバタ照り焼き】

新人の山田さんの有能秘書話少し。細かい気配りのできる人はホント、どこのオフィスでも欲しいだろうなー。ほんと大先生、いいひと引きました。

その代わり、と言っては何ですが、料理の発想や車幅感覚(意味はすぐ分かるけど初めて聞いた言葉だー)が少し苦手…で、うまくバランス取れてる印象。

シロさんとのレシピ交換続いてます。佳代子さんもそうですが、価値観が同じくらいの人と料理の話できるのって、貴重だなと思います。羨まし。

再現度★★★)鱈のガリバタも勿論、春菊とベーコンのサラダを作りたい!春菊好きなんだけど、鍋以外思いつかなかったー。カブのお味噌汁もやったことない。やらねば。

【112話:ピーマンとじゃこのパスタ】

とーとー店長の Xデー。タブチ君大喜び…。さすがに時間をかけた緻密な計画で、玲子さんお見事。そして当然、女性は皆玲子さんの味方。何度も浮気しといて、本気でうまくやってると、許されてると思ってたんだよね。玲子さんより、店長の認識のが怖い。

ケンジさん優しい、当然店長も皆もそれを知ってるから、店長就任おめでとう! 一緒に祝福してたタブチ君だが、もうこの美容室いる理由なくなったのかな?

再現度★★★)ピーマンたくさん使えそう、なので早速作ろう! アボカドチキンサラダは、最近よくみるサラダチキンを買ってみるいい機会か。でもあれ家で作るには量多そう。

…再現できそうな献立多かったのと、ずっと気になってた店長と玲子さんの決着がついたのが、今巻のハイライトでした。


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