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ほぼ無職だったのにかかわらず、まる一年かかった相続のお話。

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…巷で言われるような骨肉の争いこそありませんでしたが、故人が予想を上回る数の金融機関に口座を持っていた為、歩き回る羽目に…。ほとんど銀行、お役所遍路の記録です。
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#投資信託

11)第二地銀(A銀行)2周目

1.  前回、略式でいいと言われたので、頭が緩んでたらしく、戸籍謄本その他忘れました(印鑑と免許証だけ持ってました)。それに気づいたのが、色々関係書類に記入した後で、一番困ったのが日付。 「またこれ全部書き直すの…おいやですよね」  訊かれて、力強く頷きました。  この日、住所氏名その他記入捺印した書類は6種くらいでしたが、連日こんなことしてる感で疲れました。  担当さんはしばし悩んでましたが、ぼそっと 「…今日の午後受け付けたことにすれば、処理は明日になります」

10)ゆうちょ関連2周目

1.  郵便局から申し込んで2週間ちょい、ようやく『ゆうちょ』から関連書類の束(ホントに束でどん引いた…)が届きました。  紙の量にもげっそりしましたが、それらを読みながら、夜を徹して住所氏名、署名捺印を記入するはめになり、またげっそり。  別に急いでいる訳ではなかったのですが、こういうものは勢いです。  一度苦手意識を作ったら、いつまた広げられるか分からないんで、なる早でやろうと思いました。  書類が束だったのは理由があり、父が投資信託もやっていた為でした。これを相

6)第二地銀(A銀行)1周目

家から一番近い銀行です。 この銀行の父の通帳には担当らしき男性の名刺が二枚入ってました。 葬式前に一度そちらへ電話したら、『戸籍謄本』『住民票』『印鑑証明』を持って来て欲しいと言われたので、それらを持って行ってみました。 1. 入ってすぐフロア全体を見通せる、こじんまりとした銀行で、受付したら真ん中あたりからそれらしき担当(40~50代くらい)が出てきました。 基本的な挨拶を交わし、また名刺をいただきました。 (2枚も持っています、とは言いづらく……) 担当氏は通帳、