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日雇いバイトは変なところが多い話

日雇いバイトはホワイトな職場と、ブラックな職場が分かれていて。比較的ホワイトなところというのは、物流倉庫や郵便発送業務のような日によって忙しさに波があるようなところとか、やはり余剰人員をあまり雇えないところが多い。仕事は単純作業だけれども、スピードを求められるのはだいだいどこも一緒。

あとホワイトだけれども変わっている会社は、たとえば段々と人材が選別されて、若い女性しか雇わなくなるところもある。これは現場の担当者がキャピキャピした若い女性と会話をして、楽しみたいからという邪な期待からくる。そういう倉庫業だと、シフトを申し込んでもおばちゃんは入れなくなってくる。

反対にブラックな職場というのは、現場の管理者に変な男の人とかいて、一日中怒鳴っているような職場だ。常勤のパートすら定着せず、仕方なく日雇いで仕事を回すようなところだ。そういうところは1度行くとみんな懲り懲りして、他の現場でも「あそこだけはやめたほうがいいよ」って噂が回って、日雇いですら人を集めるのが難しくなる現場がある。そういう会社には「明日は入れませんか」とかわざわざ経験者に連絡がきたりする。派遣会社としても悩みどころの会社だ。新規で登録してくれたバイトに一発目からそんなところを紹介しようものなら、二度と仕事してくれなくなる。非常にめんどくさい職場。

私もそこへ派遣されたときは、ある袋詰め作業をしていたのだが、ちょっと混乱して5秒くらいキョロキョロしているだけで「そこ何サボってんの?」って怒鳴られる。そして異常なほどのスピード重視。もちろん無理な目標。「皆さんは午前の目標に届きませんでした」とか下げてくる。なにが憎いのか分からないが、派遣を一日中にらんでいる。休憩室でも私語禁止とか言われる。そんなんなので、この職場はNGと私らは申し入れることになる。みんながNG入れるから、コーディネーターは大変っぽい。

そんな感じで、日雇いバイトはホワイト職場を見つけて、気が済むまで働けるようになるまでがちょっと大変だった。そんな私を救ったのはZで始まる名前の物流倉庫だったが、その話はできないので…。それでも見たこともない機械や、業務の流れを体験するのはなかなか楽しいもので勉強になった。私の場合はそんな感じ。

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