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Vol.0 ほぼ無名のライターが4年間で3冊の自著を出せた理由~序章

10月7日、日本全国で革新的な「おいしいものづくり」をしている10人を取り上げた新刊『1キロ100万円の塩をつくる 常識を超えて「おいしい」を生み出す10人』(ポプラ新書)が発売されます。昨日、最終稿を担当編集者に送って、あとは出版を待つのみ。ヤーヤーヤー!!!

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去年9月に『農業新時代 ネクストファーマーズの挑戦』(文春新書)を出したので、自分でもビックリ、2年連続の出版になりました。本が売れない、出版不況と言われ続けて長いなか、本当にありがたいことです。

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実は、泣けることに当時まーったく話題にならなかったのでほとんど知られていないんですが(涙)、2017年にも『BREAK!「今」を突き破る仕事論』(双葉社)を出しています。

こちらは、どこにでもいるような10人の「普通の人」が、ある日なにかに出会って熱中、没頭して、それぞれが「世界一」への階段を登っていく姿を描いたノンフィクション。自分で言うのもなんだけど、めちゃアツくて面白いから、未読の方にはぜひ手に取ってほしい!!!

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振り返ってみれば、この4年間で3冊出版って俺もけっこう頑張ってきたなと、誰も褒めてくれない、というより家族や親しい友人以外に知られていないので(笑)、自画自賛しておきます。そうそう、2009年に最初の著書『サッカー馬鹿、海を渡る。~リーガエスパニョーラで働く日本人』(水曜社)を出しているので、計4冊になりました。

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『サッカー馬鹿~』も含めて4冊とも、僕が稀人と呼んでいる「規格外の稀な人たち」を取材したもの。稀人ハンターというふざけた肩書を名乗り始めてからなにげにまだ3、4年だけど、スペイン時代からずーっと稀人を追ってきたんだなあ。ちなみに、日々、リスト化している稀人はまだ100人以上いて、ネタが尽きる気配はありません!

ところで!僕は稀人ハンターと名乗っていろいろやっていますが、メインの仕事はライター。それなりに仕事はしているけど、世のなか的にはほぼ無名の存在だと思います。なので、「(自分の名前で)本を出すんですよ」と言うと驚かれることも珍しくありません。「本を出す=著名人」だというイメージが強いんだろうな。「どうやって?」ともよく聞かれます。

ということで、僕がこれまでに出した4冊について、どういうきっかけ、どういう過程で出版に至ったか、何回かに分けて記そうと思います。

ライターに限らず、「自分の本を出したい」という人はけっこういると思うし、読んでくれた方の背中を押すヒントや刺激になれば嬉しいです。この投稿が追い風になって埋もれていた面白い企画が書籍となって世に出て、出版業界を盛り上げるちっちゃな火種になれたら本望!

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