まれ

たぶん、遅咲きの人生。/ 言葉を紡ぐのが好きです。/ 詩とかポエムとかエッセイとか。

まれ

たぶん、遅咲きの人生。/ 言葉を紡ぐのが好きです。/ 詩とかポエムとかエッセイとか。

最近の記事

17歳の私へ

あんまり遊びすぎないで 彼を忘れようといろんな人と出会うけど 結局あと3年ぐらいはズルズル引きずってるから それならどうかそのまま一途に想い続けていてほしい 中途半端な態度は二人の溝を深くしていくだけよ あぁ でも 二度とない甘い時間を 無駄にしないで欲しいとも願うわ 自分を大切に 見栄なんて張らずに 素敵な恋をしてね 17歳の私へ きれいに手放せなかったのは私の方よ 18になれば新しい出会いがたくさんあるのに もうどうしようもなくて ロックを追いかけてた 見て見ぬフ

    • イイ女

      隙がある娘がモテることくらい とうの昔に記憶済み だけどやっぱり完璧に決めたいじゃない だって今夜は特別なんだから 上品な香りを纏わせるの あなたのために それがイイ女でしょ? なのに 私のこと お飾りみたいに オトモダチに見せびらかすのね 上品なオモリを捨てたら 私はただの自惚れ女 あぁ 気付いちゃったの あぁ 私はただの都合のイイ女 私の価値を分かってないのね キレイな花は取ってあるのよ 遊んでるように見えていても それでもいいわ 今夜なんだもの 桜色の花

      • 煙たいにおい

        煙たいにおいに包まれたい 青白く 時に 赤く燃える あの煙たい愛おしさに包まれたい

        • 赤い味

          チャイムが鳴る Yシャツの集団が一目散に階段を下る 向かう先はお弁当屋さん 私は先に飲み物を買う いつも売り切れる赤い味 お弁当を買って教室に戻る 机の隅にあるのはアップルティー 純粋で甘酸っぱい恋をしていたあの頃の味 チャイムが鳴る Yシャツの集団が一目散に階段を下る 向かう先はお弁当屋さん 私も先にお弁当を買う 売り切れにならない赤い味 飲み物を買って社内に戻る 机の隅にあるのはストレートティー あれからいろんなことを覚えた等身大の味 甘さが消えていく程 大人

        17歳の私へ

          明日にならないで欲しい詩

          16歳の時に綴った詩です。好きな人と隣の席で嬉しかったなぁ。 ーーーーー 2人で過ごしたあの日々も 今はもう戻らない 今までの景色とは 全てが違って見えたように 心の中にいつでもあなたがいたの “あなたに会える” そう約束された明日が楽しみで だけど 明日の今頃は もう隣にあなたはいないから 離れ離れになる明日は待ち遠しくなんてないよ 離れていても 変わらないよね? 私の気持ちは変わることないよ 信じてるよ その手を離した瞬間(とき) 心の奥に寂しさを閉じ込めた

          明日にならないで欲しい詩

          心のずっと奥で

          君がロックを捨ててないことぐらい 私はちゃんと知ってるよ 心の底ではまだその炎は消えてないんだろ 君の瞳を見れば分かる 伝わるのさ 私はちゃんと感じているよ みんなが思っているよりもずっと 純粋な子なんかじゃない きっと中身はむさ苦しい何かが燃えてるんだろ じゃなきゃ、ロックなんかとっくの昔に捨てているさ

          心のずっと奥で

          18歳

          空いた間を埋めるように 聞いたこの先のこと 君は言った 「迷っているけど、遠くへ行こうと思う。」 「そうなんだ。寂しくなるね。」 笑ってごまかすけど きっと「さみしいよ、ここにいて。」 なんて言える関係じゃないし どうすることもできないまま 遠くなる君の背中 掴めないよ 打ち明けた全ての言葉 箱の中に残るけど 言えなかった「ありがとう」を言えた私は幸せだね 「一緒に写真を撮ろう」 ただそれだけで ずっと これからも「会いたいな。」 なんて言える関係じゃないし 画

          あたし(仮)

          私ひとりだけが立ち止まってる みんなキラキラした大人になっていく 古びたジャージを寝巻きにしてる そんな内は、、、 あたしだって 輝きたいの いつか見返したい 私を手放した人達を あっと言わせる人になりたい 想い出に囚われて 捨てきれなくて すがってた みんながキラキラしだすとき 私は気付かず錆びてった 戻らない日々に涙を流している そんな内は、、、 あたしだって 輝ける いつか見返すの 私を気にも留めなかった人達が 友達だって言い寄ってくる そんな日を夢見て 私

          あたし(仮)

          はんぶんこ

          右手に牛乳 左手にコーヒー それを同時にカップに注ぐ 右手と左手が微調整 私の目覚めは毎日違って 気まぐれなのだ だけどそれがいい それで丁度いい 似たような毎日に ちょっとした変化を そんな幸せをはんぶんこ

          はんぶんこ

          言葉を発する人と受け取る人の関係に 言葉の重さが左右されるのなら あなたの「アイシテル」が 軽く感じるのはなぜだろう

          言葉を発する人と受け取る人の関係に 言葉の重さが左右されるのなら あなたの「アイシテル」が 軽く感じるのはなぜだろう

          心がホッとするソレ

          胸のつかえが取れた。 あなたもごめんねと思っていた。 謝らなきゃいけないのは私の方なのに。 会う勇気も 電話をする勇気も なかった。 だから、文字にした。手紙ではないけれど。 私の言葉を見たとき あなたがどんな顔をしたのか分からないけれど そこにソレがあるだけで なんだか 心が ホッとする。 絵文字、入れてくれてありがとう。 次は本物の私で会いたい。

          心がホッとするソレ

          制服

          肌寒くなった季節の中に あなたのことを思い出す ずっと一緒にいたかったのに 時間は待ってはくれなかった

          たぶん、遅咲きの人生。

          はじめまして、まれです。 言葉を紡ぐのが好きです。 何も取り柄がなく、何もできない人間だと思っていましたが 気が付けば 考えていること、想っていること、感じたこと を  言葉に紡いで書き留めることはずっと続けられていました。 ただいま人生の一休み中なので この機会に 思いきって 私の言葉たち を 陽にさらしてみよう と思います。 マイペースに ゆるゆる と したためます。 私の人生は、たぶん遅咲きの人生です。

          たぶん、遅咲きの人生。