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読んで学ぶMM入門19〜筋トレ〜

筋トレとは、筋肉に負荷をかけることで成長を促すトレーニングのこと。
筋肉が大きくなれば、そのぶん力も強くなります。力が強くなれば、できることも増えてきます。

...というように簡単にいけば苦労はしないのですが、あまり成果が見えないのが実際のところ。
なぜなら、筋力が向上するのは確かですがそれは本ッ当に少しずつだから。
それに、トレーニングジムの重りを挙げるように単純な運動ならまだしも、私たちがやるのはさまざまな要素が絡み合った運動。単に筋力を向上させるだけを考えるよりもずっと大事なことがあります。

特定の部位を狙った筋トレとは、筋肉を大きくして身体の形を変えるボディメイク的なものや、特定の動きに関するパワーを高めるもの。正直言ってスポーツなどの競技向けではありません。

ではスポーツ向きの筋トレとはどういうものか?
スポーツは基本的に全身運動なので、上半身と下半身のバランス調整、または体幹と手足の協調が常に行われています。
要は身体(筋肉)の使い方。筋力はあとから付いてくるものと考えます。
筋トレ種目は、全身をまんべんなく使い、姿勢やバランスの調整が必要なものを選びましょう。

例えばスクワット、ランジ、プッシュアップなどはとても汎用性があり、よく使われる種目です。
ただこなすのではなく、きれいなフォームで運動できているか、疲れる筋肉が偏っていないか(全身まんべんなく使えてるか)、などをチェックしましょう。

また、普段あまりやらない動きをすることで、今まで使えていかなかった筋肉に刺激を入れる、ということもできます。動きのバリエーションを増やす練習は、ショーなどで新しい動きが出てきた際の適応力、対応力を高めてくれます。

よく考えて筋トレを行うということは、端的に言えば器用になれるのです。
どんな運動でも継続するうちに慣れて上手くなっていきます。よく運動音痴や、運動神経が無い、と言うことがありますが、これは慣れるまでに時間がかかるということ。子供の頃から色んな運動や遊びを経験した人は運動に対する考え方が洗練されていて、どうすれば上手くいくのかを無意識的に考えているので慣れるのも早いです。

運動が苦手な人でも、筋トレをするときには漫然と行うのではなく、姿勢をチェックしたり意識的に筋肉を使ったりすることで、同じような対応力を身につけることは可能です。
自分は運動音痴だからと決めつけず、色んな運動を練習してみましょう。

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