伴走者

ここ最近、ずーっと文化祭で伴奏する夢を見る。演奏の出来はよくわかんないし、結果のところで目が覚めてしまう。

いよいよ今週が担任として初めての文化祭。
去年はサラッとしか関われなかった部分を、今年はガッツリ関われる。
壁新聞、生徒と一緒に楽しくやっている。もうデザインのアイデアも記事も彼らが優秀だからなんの文句もない。
合唱。合唱は、学校初の担任が伴奏者、つまり出演者側なのだ。写真も動画も撮ってたくさん記録しようなんて無理である。なぜ?って言われるだろうけど、わたしだって聞きたい。仕方ないのだ。弾ける子がいないクラスに弾ける担任。弾くしかない。そりゃ夢にも出る。

習っていた頃のコンクールに出る時だって、合唱コンの伴奏してたって夢にまで見たことないのに。こんなに緊張しいなのかと思う自分もいる。

でも、初めてだから彼らと深く関わるチャンスをくれたのかもしれない。最初は戸惑ったけど、ピアノは大好きだから頑張れる。彼らと一緒に気持ちを分かち合える。当日もお客さんではなく、彼らの一員でできるのだ。そんな先生、どこいったっていない。特別な権利をもらえたんだ。伴奏者であり、彼らと練習を共にしてきた伴走者でもある。
まだまだドキドキして夢にも出るだろう。結果はどうあれ、彼らをめいっぱい褒めるし、私も自分で褒めるつもりだ。

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