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本には付箋ではなくドッグイヤーを。格段に見やすくなる折り方のコツ。

初めて聞く人もおられるかもしれませんので簡単に。ドッグイヤーとは本の角を折り込むこと。折り込むことが、気になったページへのマーキングとなります。ちょうど栞みたいに。犬の折れ曲がった耳に似ている事が名前の由来です。

とはいえ、既にドッグイヤーをつけられているか、もしくは、これからつけようか迷っておられる方も多いのではないかと思います。今回の記事はそんな方へ向けて書いてます。

記事の構成は以下のとおり。

①ドッグイヤーがおすすめの理由
②格段に見やすくなるおすすめの折り方
③ドッグイヤーのデメリット

最後に「ドッグイヤー」という読み方について少し触れています。

ぜひ最後までご覧ください!


ドッグイヤーがおすすめの理由

記憶へ定着させやすい

ドッグイヤーがおすすめの理由は、記憶に定着させやすいから。まず意識の問題。本に遠慮せず貪欲に学ぼうとする意識。

本を大事にしたい人(私もです)は本を汚したりメモ書きをしたりする事に躊躇いがありませんか?それでも大事な箇所にはマークしておきたいので付箋の出番です。

でも付箋を貼るには3工程が必要です。

①付箋を取り出す

②付箋を台紙から剥がす

③本の気になった箇所へ貼る

それに付箋の長さを揃えたり、斜めになっていないか気になったりしませんか?わたしはめちゃくちゃ気になって何度も貼り直してました。

加えて貼る付箋の色も気になりますよね。色を統一するか、色を変えて意味合いをもたすか…

そんな感じで本の内容以外のところに神経を使っていました。これでは本の内容が頭に入ってこないのも納得です。

ドッグイヤーだと、気になった箇所があったらすぐに本の角を折るだけ。読書を中断する事なく、余計な事にも脳を使わないので断然記憶に残りやすいです。


格段に見やすくなるおすすめの折り方

気になった箇所へ目がけて折り込むべし!

ドッグイヤーと聞いて想像する折り方は、本の右ページなら右上隅、左ページなら左上隅に1cmくらいの正三角形ではないですか?こんな感じで。

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「20歳の自分に受けさせたい文章講義」古賀史健 著


でもその折り方では重要なページは分かっても、そのページのどの箇所までかは分かりません。分かりやすくする為に、重要な箇所へ線を入れる方法もアリです。

でも、それよりももっと直感的に分かる方法が。それが「気になった箇所まで目がけて折り込む」方法です。こんな具合に。

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ちょうど折り込んだ三角形の頂点が、気になった箇所を指差す感じに。

この方法であれば、重要箇所がページを開くだけで分かります。(線を入れる事でより目立ちますよ)


ドッグイヤーのデメリット

汚れる

はい、言うまでもありませんね。折線入っちゃいます。これを汚いととるか、「学べた」と考えるか…ですね。

売れない

本は読んだら「売る」という人は要注意!ドッグイヤーや線が引かれた本を売るのは難しい。

本に書かれたエッセンスを吸収しまくる目的ならば、どんどんドッグイヤーを付けて、線も引いて、メモも書いて、その本を使い倒しましょう!書籍代はその為の自己投資と考えれば安い?それとも高い?


最後に(ドッグイヤーとドッグイア)

今回お話したドッグイヤーとは、正確にはドッグイアのこと。英語表記は「Dog-ear」、直訳では「犬の耳」にあたります。

ドッグイア(Dog ears、Dog-ear)とは、元々は本や雑誌などの角を折り曲げることによって、栞(しおり)代わりに活用すること。(Wikipedia)
ドッグイヤー(dog year)
イヌの1年。成長の速いイヌにとっての1年は人間の7年に相当するという意味。技術革新など変化の激しいことのたとえ。類義語にマウスイヤーがある。(Wikipedia)

このように、本の角を折り込む行為は「ドッグイア」と表記される事が正解だと思われます。

ただ、Google先生に尋ねても「ドッグイヤー」のほうが使われているようなので「ドッグイヤー」で表記しました。

言葉ってムズカシイ…

有料記事について調べていて思いました。有料記事は書き手が作品に価値を見出している。他方、サポートは読み手が作品に価値を見出している。自分以外の人から認めてもらえる、そんな文章をこれからも。