さぎ

いましめますか

「多少は戻ってくるかもしれませんね…」


先日、振り込み詐欺の遭ったことを書いたところ、それがきっかけとなり、振り込んだ口座が凍結されていることがわかるまでに至った。

口座の金融機関に問い合わせたところ、確かに口座は凍結されている。その口座の持ち主は、一定期間、異議申立てできるのだが、申し立てが受け入れられず、期間を過ぎると、次は被害者からの返還請求期間になる。

振り込んだことや本人であることが証明できれば、被害者の数と額によって按分(比例配分)されて返還されるというのだ。知らなかった…


自分の被害の詳細はこちらをご覧いただきたい。


金融機関の方によると、何人かから被害の問い合わせが来ているという。

事情を話したら、自分にも戻ってくる可能性があることを教えてくれた。

いくら返還されるかわからない。でも、ちょっとおもしろくなってきた。

今、所定の申請用紙をいただく途中。警察に被害届けを出すのが面倒だと思っていたが、被害届は不要という。(※さっき申請用紙が届いた)

悪いやつらは、この「面倒だ」「恥ずかしい」という被害者心理につけこむのだろうな。そうなったら、犯人たちの思うつぼだ。

手続きは簡単。身分証明書のコピーと振り込んだときの証拠(レシート、通帳の写し)など添えて出すらしい。

振り込め詐欺救済法なる法律があったんだ。平成20年6月21日施行だって。もう、早く言ってよ!

世の中には、知らないうちにできている法律がいっぱいあるんだろうな。

これを読んでいる人の中で、身に覚えある方、お知り合いで被害に遭った方がいたら、こちらのサイトで口座を検索するといい。


自分の場合、該当口座が凍結されたのが6月末、口座持ち主の異議申し立て期間が11月あたままで、被害者の申請期間が3月あたままでだ。時間がかかる。なので被害に心当たりある方、時間が経っているからって、諦めるのは早い。まだ間に合うかもしれない!


振り込め詐欺なんて、自分には関係ないと思っていたが、いざ身に降り掛かってきて、いろんな怒り、悲しみ、哀しみを感じた。

去年、1年間で振り込め詐欺など特殊詐欺の被害総額は356億8千万円。東京ドーム1個分だ。広さじゃないよ、金額だ。東京ドームの建設費は、約350億円。

詐欺被害の話を知人にしたところ、その人の知り合いもiPadをお手頃プライスで購入したと喜んでいたら、詐欺サイトに引っ掛かっていたという。被害に遭った方は、弁護士だってさ。誰でも引っ掛かる可能性があるんだな。


沖縄出身のお笑い芸人さんが命名してくれたペンネーム/テレビ番組の企画構成5000本以上/日本脚本家連盟所属/あなたの経験・知見がパワーの源です